14日の新月は、皆既日食の影響があります

11月14日は新月ですが、南半球では、約2分間の皆既日食が見られます。

 

陸地では、オーストラリア北部の一部(ケアンズ)地域に限られているようです。今回は、残念ながら、日本では見る事ができませんが、皆既日食時には、より大きなエネルギーが流れるので、今回のさそり座の象徴するキーワードや、解放キーワードのお願い事をするには絶好のチャンスです。


特に、さそり座の支配性である『冥王星』は、物事の初めと終わり(破壊と再生)、カルマ(業)の星です。冥王星のパワーとは、まるで自らが奈落の底に落ち、そこから不死鳥のごとく復活してくるような「人生の変容」を促す力です。

 

それは、物質や肉体的なものにとどまらず、前世やカルマ(業)が影響を及ぼしている魂の領域にまで、「物事の根底から破壊し再生する力」が及ぶようです。

 

冥王星の影響を受ける人たちの、個人レベルでの変革と自己実現を促し、精神レベルを高め、自らの課題と向き合い、勇気をもって克服しようという気持ちが強くし、自己成長を助けてくれることでしょう。

今回のさそり座のキーワードの中に『深い絆』とありますが、これは、因縁、性的、経済的関係で結ばれた人間関係のあり方についての古い考えや、間違った関係を壊し、再生するという課題になります。

 

なので、これまで続いていた人間関係に、何らかの変容があるかもしれません。

 
個人レベルにおいては、「他人の要求や欲望を認め、理解を示す」代償として、相手に対する自分の本音を話せず、結果「自分の尊厳や権限を弱める」のではないかという、大きな不安や恐れを抱くかもしれません。

 

しかし、『深い絆』で結ばれた人間関係であるならば、正直に自分の本心を打ち明けることにより、お互いにとって有益な関係が、あらたに(今まで以上に)生まれることを学ぶための場となるでしょう。

今回の皆既日食による「変容する大宇宙の大いなるエネルギー」の流れと調和できると、宇宙と一体化するような壮大な心地よさの中で、自らの課題と向き合い、勇気を出して克服するエネルギーを、感じることができるかもしれません。

 
古い過去を捨て、今を大切にすることは、新しい未来を創造する一歩になります。

 

変化を恐れずに前に進んでみましょう。