10月29日は『牡牛座』の満月です。

10月29日は、部分月食が起きる牡牛座の満月になります。この月食は、全国で観ることができます。月食の始まりは【04:35】で、 食の終了は【05:53】です。

 

<牡牛座の月食のメッセージについて>

 

牡牛座の月食は「健全な豊かさとは何かを知り自尊心を育てる」というテーマを与えています。時代の流れは、これまでの物質的な豊かさから、目には見えない価値あるものの世界に移行しています。物質的に貧富の差が顕著になり、物質的な困窮生活を強いられる人々が増えています。世の中の多くの人々は、高い精神性と物質的豊かさは両立できないものと考えていることが少なくありません。私たちは、その考えが誤りであること、真の幸福とは物質的豊かさよりも、高い精神性の「心の豊かさ」が重要であることを、これから色々な事象を通して学ぶことになるでしょう。

 

多くの人たちが、正当に受け取るべき対価に対して、大切な自分の時間と労力を無駄にしています。牡牛座の月食は、集合体の社会生活での労働と報酬の正しいバランスを取るには、正しい報酬というものは、その労働に見合った金額でなくてはならないと伝えています。そのため、現状に不満を感じている人に、パートナーシップのあり方を見直すことを促します。結婚や仕事上のパートナーシップを健全に築いたり、社会活動の中で人々と共に働き、そこからパートナー関係を構築するとき、心のバランスが整い安らぎを得られるでしょう。宇宙が注目することは「どうやって豊かになるか、そしてそれをどう使うか」だけです。私たちは皆、宇宙がもたらす豊かさを遠慮なく受け取り、心地よい人生を謳歌して良いのです。

 

大切なことは「物質的豊かさの量で自分や周りの人々の価値を測らない」ということです。例えば、社会的地位や権力、肩書き、仕事、収入、財産、所有物などで、自他の価値を測って優劣をつけることをしてはいけないということです。私たちは、他人や社会のために良いことをすると、それに見合った恩恵を宇宙が与えてくれることを学ぶ必要があります。私たちは、「宇宙の摂理」という「真実」を、身をもって体得するために地球上に存在しています。これは、宇宙が求める宇宙のバランスを保つために必要な要因であることを認識する必要があります。私たちは、人それぞれに存在価値があることを知り、物質世界と精神世界の中庸である「精神的豊かさのあり方」を会得するよう促されるでしょう。それは、自分の価値観や他人の価値観を認め、価値観の多様性を受入れて、この先に進んでいくには、それらを社会に生かすことが必要になるのです。

 

自尊心が低い人は、その自尊心を高め、ありのままの自分を受入れることが課題になります。あなたが自分を肯定的に評価して、他人の評価を受入れることは重要なステップです。これから次の月食が起きるまでの約半年間、その自尊心を高める訓練になるため、自尊心を培うための出来事を体験するでしょう。自尊心を傷つける感情を手放し「自分を責めないこと」が大切です。自分のネガティブな感情を、どんな自分でも「受入れ」「認め」「許し」「愛しています」と口に出して全肯定し、意識レベルを高めましょう。さらに人の役に立ち、感謝の言葉やお礼を受け取る体験を通して、周りの人々から愛されていることを自覚し、社会に必要な存在である認識をもち、自尊心を養うことで、自分自身の実際の存在価値が高まっていくでしょう。

 

物質中心の俗世界と神の領域の精神世界の両面のバランスを調整しながら、物事や人の価値をくみ取る洞察力を培って「身体」「心」「魂」が、物質界でどのように機能するかについて、地球の環境が生き物に与える豊かさと安定感に感謝する意識が芽生えるでしょう。私たち人類は、地球上に生きているという現実に感謝して、自然との共生共存を目指すことが最も重要なことになります。これまでの全てに感謝する「心の豊かさ」は、感謝する気持ちが物質界への執着を断ち切るエネルギーとなります。それに気づくことができると、私たちは確かな「自己変容」を起こすでしょう。

 

宇宙が人の魂の成長を願い、膨大なギフトを差し出していることに気づかせようとしています。私たちは地球の美しさを大切に保全し、身近なところからさらに美しい世界を創る努力をしなければなりません。私たちを癒す自然と親しむことで、五感を全て解放し、敏感に自分の反応を見ているうちに、何が自分に大きな喜びをもたらすかがわかってきます。これを他人と分かち合うことにより、私たちは自然と上手くつき合う方法を示すことになるでしょう。私たちの魂が地球と深くつながり、身体という「乗り物」を得て、地球上に生きることの快感を味わう喜びを学ぶことになります。

 

現在の天体上の動きは、「木星」「土星」「天王星」「海王星」の4つの惑星が逆行しています。木星の逆行(~2023.12.31)の影響は、物事の進展や拡大が遅延して進展しづらくなります。誤りを修正することなく、無理にことを進めようとすると行き詰まり、結果的にスタート地点に戻されてしまいます。焦らず計画の見直しや改善を図りながら、木星が順行に入るタイミングまで自分の過不足を整えておくことが大切です。土星の逆行(~2023.11.3)の影響は、潜在的に抱えている問題と向き合って解決を迫られます。土星の逆行期間中は、人生に必要な個人の力を培うための「自己鍛錬」だと理解して、前向きに解決に努めましょう。そうすると、安定した自己基盤を築けるようになります。天王星の逆行(~2024.1.27)の影響は、自分の個性や能力をうまく表現できず頑固さが強まります。あくまでも自分流を貫きたくなるので、トラブルを招くかもしれません。天王星の逆行期間中は、ありきたりの日常から抜け出し、世間一般の既成概念にとらわれない自分なりの生き方を見つける「自立」と「自由」を模索する期間になるでしょう。海王星の逆行(~2023.12.6順行)の影響は、意識が曖昧になるので時間にルーズになったり、人と交わした約束が守れなかったり、自分と人のテリトリーの境界線が引けず、互いのプライベートに踏み込みやすくなるので、対人関係に問題が起きやすいでしょう。トラブルが生じたときは、動揺せず冷静に視野を広げて状況を確認しましょう。そうすれば、トラブルの原因を見つけて、早い段階で対処ができます。一人での対処に困ったときは、信頼できる人のサポートや経験豊富な人から専門的な知識を学びましょう。

 

今回の牡牛座の満月(月食)がもたらすエネルギーは、物質世界の中で「心の豊かさ」を得るために、目に見えない精神性の価値観を学ばせます。皆さんにとって人生を豊かにする価値観とは、具体的にどういうものなのでしょうか…。あなたが所有するお金、仕事(天職)、人脈、特技、趣味、才能など、あなたが人生で本当に必要なものと、そうでもないものを明確にしてみましょう。物質世界の中で「心の豊かさ」を得るために、モノに対する執着心や所有欲を手放し、自分の欲望に振り回されず、健全な価値バランスを学ぶチャンスです。モノの価値を判断する力を養うために、健全な価値観の多様性を認め、本当に価値あるものを見極めて、あなたの人生における価値の活かし方を考えてみましょう。詳しいことは、下記の満月ワークでご紹介しています。

 

月は、私たちの無意識(潜在意識)に働きかけます。私たちが気づかないうちに満月の影響を受けた感情から、良くも悪くもその態度や行動をしがちです。月が及ぼす私たちへの影響をプラスに発揮することで、心と身体や精神のバランスを調整することができます。無意識を意識化して、プラスの思考を持つことで、夢や目標を実現させることが可能になります。まずは、手放したいマイナス感情を解放していきましょう。

 

満月の時期は、新月に立てた目標が成熟します。善くも悪くも結果が得られるときです。緊張感や不満感が一気になくなり、脱力ムードになる時期でもあります。そのため、満月の感謝ワークや瞑想などを行いながら、自分を客観的に見つめやすくなります。浄化パワーが強いときなので、自分に必要がないもの、必要なくなったものを手放す「解放ワーク」をするとよい日といわれています(ダイエットをはじめるとか、断捨離をするとか、影響されているものなど)。 財運を上げるために、お財布の浄化をして「金運アップ」をするのもよいです。

 

『月のワーク』で最も大切なこと…目標は、必ず身近で達成できる小さなことから始めるということ。そして、成功体験を繰り返しながら、その達成感や充実感を脳に記憶させること。小さな成功体験の積み重ねこそが、大きな目的を達成させる行動力や継続力、意志力を強めていく秘訣になります。『自らの心で決めたことを、実現するために体で実行していく』この一連の流れは、体内で幸せホルモンの分泌を促し、脳内に成功体験の充実感を与えてくれます。何度もこれを繰り返すことで、脳に成功体験の流れを蓄積していくシステムを確立します。この脳内に作られたシステムこそが、不可能を可能にする『幸せを引き寄せる源』になるということになります。それでは、今回の『満月ワーク』について、ご紹介いたします。

 

 

10月29日(日)05:26は、牡牛座に位置する満月です。今回は「部分月食」が起きます。この時刻から、48時間以内がワークに適している時間です(ボイド時間除く)。もっとも有効な時間は、満月前後の8時間以内といわれています。今回のボイド時間は、以下になります。

 

10/30(月)20:35 ~ 10/31(火)00:07(牡牛座のボイド時間)

 

牡牛座のボイドでは、物事を損得だけで捉えてしまう傾向があるため、表面的なものに惑わされ、本質を見失いやすいでしょう。無意識に周囲に対するデリカシーに欠け、物事に対する融通がきかないため、頑な態度を押し通そうとするでしょう。意識的に自分を客観視して柔軟な考えができるよう心がけ、価値観の違う人の意見にも耳を傾け、善意あるアドバイスを受入れることが大切です。マイペースがいき過ぎてしまうと、時間に対するルーズさが目立ちます。人との約束や大事なことを先送りしてしまわないよう気をつけましょう。恋愛中の人は、執着や独占欲が強くなります。些細なことにも不安が生じるため、相手の何気ない言動に気持ちが動揺し、落ち込みやすいでしょう。牡牛座の満月前後で情緒が不安定になりやすい月星座の人は、「獅子座」と「水瓶座」の人になります。

 

牡牛座の満月では、部分月食が起きてエネルギーが強まります。感受性に優れ『五感』が研ぎ澄まされます。この『五感』を通じてインプットされた刺激は、あなたに物質的な豊かさを及ぼします。身体や「五感」を心地よく満たす食事や生活環境に関心を向けましょう。美的感性を活かして、洗練された質の高い芸術や音楽を楽しみ、外出して自然の香りや紅葉の美しさに触れてみましょう。あるいは旬の食材を使った料理を食べたりと、気持ちよく『五感』を刺激すると、心が満たされ楽しく過ごせます。行動がマイペースで感情や情緒がスローになるため、周囲の助言や変化にも鈍感になりがちです。あくまでも自分のやり方をマイペースに貫こうとして、自分の意見や行動に固執するでしょう。このため、変化に対する苦手意識が強まり、周囲の影響でマイペースが通せないことに強いストレスを感じるかもしれません。マイペースも程々にして、あまり頑固になりすぎないよう心がけましょう。牡牛座の満月は、持久力を与えるので、執着や怠け癖を手放し、自分の欲望に振り回されず、健全な価値観を身につけるよう努めましょう。執着するもの(お金や人、所有物など)から、自分にとって必要ないものを見極め、いかに解放されるかがテーマになります。物質的な豊かさを追求するには、自分の利益だけではなく、周りの人にもその恩恵が行き届くように考え行動することが大切です。

 

この時期は、狭い視野で物事の深層や裏側に関心が向くときです。社会の裏側を知って葛藤が生じるかもしれません。それは、牡牛座の満月と相関関係をもつ冥王星の影響が及び、社会面ではメディアがもたらす世の中の情報や出来事を洞察して、鋭く本質を見抜くことができる反面、建前と本音の間に葛藤が生じて深刻になるでしょう。社会情勢を上手く読み取り、自分の理想をどのように追求していくかを、考えるタイミングになります。理由なく激しい感情の嵐に揺さぶられることがあっても、深刻にならないように気持ちを切替え、自分の好きなことに意識を向けることが得策です。湧き上がる感情エネルギーを、趣味や実益を兼ねた事柄に注いで、キャリアアップや副収入に繋げましょう。満月の前後2〜3日は、情念深く愛情も憎悪も強まるため、恋人やパートナーとの間に問題を抱えている人は、隠し事が浮上して嫉妬や妬みによる感情の激しさを抑えきれず、爆発してしまうかもしれません。

 

冥王星が個人にもたらす影響は、会話の中で無意識に相手に対する支配欲が強まり、相手を追い込むキツイ「言葉の暴力」を使ってしまう恐れがあります。それは結果的に相手や自分自身の波動を下げてしまい、お互いの自己主張が増々激しくなります。自分の感情に固執し過ぎると、その問題は長引きます。身近な関係に亀裂が生じないよう気をつけましょう。この作用を活かせると、日常的なコミュニケーションや思考のスタイルが大きく変わっていきます。それまでよりも物事を深く考えることができ、気づきが増えるでしょう。コミュニケーションの範囲が狭まりますが、縁のある人や信頼する人たちとは親密な交流の中で絆を深められます。それらの関係の中でマニアックな情報や知識を習得して、根本的に考え方が変わっていくでしょう。

 

10月15日の天秤座の新月で立てた目標を見返してみましょう。あるいは、半年前の牡牛座の新月に立てた目標を、もう一度思い返してみてください。目標が達成している場合は、宇宙の法則や周りの人たちに感謝するワークを行ないましょう。目標が実現しなかった場合は、目標の内容に無理がないかどうか、目標を達成するための行動ができているかどうか、その原因を分析したり、代替案(軌道修正)を考えたりするとよいでしょう。

 

牡牛座の人の特徴は、穏やかで『五感』の感受性に優れ、物質的な豊かさを好みます。野心家ではありませんが、物事を寛大に受け止める器量があり、持久力もあるのでスローペースではあってもコツコツと物事を成し遂げていきます。自分にとって価値ある物質的なものや、愛情などに対しての執着心や所有欲が強いところがあり、自分の感覚を満たしてくれるものを人よりも多く欲してしまう傾向があり、一度得たものは手放さない傾向もあります。現状維持を好むところがあるので、環境に変化に弱くストレスが生じます。独自の理想やこだわりがあり柔軟性には欠けるので、人のアドバイスを聞き入れない頑固さもあります。

 

牡牛座に関係する解放テーマは、「頑固さ」「執着」「独占欲」「所有欲」「変化を拒絶すること」「独善的」「停滞」「不健全な抵抗感」「怠け心」「罪悪感」などです。これらのマイナス感情を抱いている人は解き放つようなお願いをするとよいでしょう。例えば、

 

○私は、やり過ぎ思考を手放し、効率の良いペース配分の調整を行ない、余裕をもって良い成果を得ています。

 

○私は、怠け癖を手放し、先延ばしにしていたこと(具体名)に着手し、目的を果たして周囲に高く評価されています。

 

○私は、物事に対するルーズさを改善し、時間や人との約束を守り、信頼関係を築いて人脈を広げています。

 

○私は、偏ったやり方を手放し、柔軟にやり方を変更して物事を進展させ、スムーズに目標を達成しています。

 

○私は、停滞している事柄について分析し、的確な改善に取組み、より良い形で物事を進展させています。

 

○私は、価値のないものを見極めて手放し、人生に必要なものを引き寄せ、生活がワンランクアップしています。

 

○私は、生活不用品を手放し、本当に価値ある物だけで、シンプルに生活を楽しんでいます。

 

○私は、独善的な意見を手放し、相手の意見も尊重して、穏やかに話し合い、健全な人間関係を築いています。

 

○私は、物質的な豊かさへの罪悪感を手放し、得られた物質的な豊かさを人と分かち合い、心の豊かさも味わえて幸せです。

 

○私は、自分の欲望に対する罪悪感を手放し、素直な欲求を健全な形で満たして自己実現しています。

 

○私は、どんな自分でも受入れ、認め、許し、愛して自尊心を育て、宇宙と繋がり自分自身の存在価値を高めています。

 

○私は、すでに必要のない古い習慣や行動パターンを手放し、成功を引き寄せる意識行動をして、人生をより良い方向に進んでいます。

 

○私は、環境の変化を拒絶せず、新しい環境に順応しながら、安全な自己基盤を築き、良い人間関係を引き寄せています。

 

○私は、物事が進展しない原因が自分にあることを認めて許し、心のブロックを解放して、人生が大きく好転しています。

 

○私は、利己主義な考えを手放し、周りの人たちの利益も考えて行動し、常に物質的な豊かさを得ています。

 

○私は、過分な所有欲を手放し、健全な金銭感覚を身につけて、常に人生に必要なお金を循環させて幸せです。

 

○私は、お金の運用に対する苦手意識を手放し、経済の流れを学びながら資産運用を行ない、堅実に資産を増やしています。

 

○私は、自分を甘やかしている現状維持を手放し、行動変容で(具体名)に挑戦し、ワンランクアップの生活を実現しています。

 

○私は、無駄遣いを手放し、収支バランスを調整して、自己実現のために必要な資金を達成しています。

 

○私は、不健全な嗜好品を手放し、使っていたお金を貯金をして、やりたかった(具体名)が実現しています。

 

○私は、自分を過小評価する思考を手放し、自分の可能性を信じてやるべきことに集中し、確実に自己実現しています。

 

○私は、パートナーに対する独占欲を手放し、健全なコミュニケーションを通して、お互いに尊重し合える関係を維持しています。

 

○私は、五感を研ぎ澄まして、自分にフィットするものを選択し、良いものに囲まれて快適に過ごしています。

 

○私は、心配性を手放し、危機管理能力を発揮して、どんな緊急事態にも備えが有り万全です。

 

○私は、価値観の違う人への拒絶を手放し、その考えや価値観を理解し、価値観の多様性を認めて世界を広げています。

 

○私は、所有財産である健康を維持するために、本気で生活習慣(食事、睡眠、運動など)の改善に努め、毎日快適に過ごしています。

 

○私は、怠け癖を手放し、運動不足を改善する(具体名)取組みに集中し、新陳代謝を高めて、免疫力がアップしています。

 

○私は、無防備さを手放し、定期的に感染症予防の鼻うがいで上咽頭のケアを行い、常に健康体質を維持しています。

 

満月ワークのアファメーション(最大個数8項目まで)の文末は、下記の2項目を書き加えてください。最後に「日付」と「フルネーム」を書いて完成です。

 

○私は、満月のデクラレーションを行なう全ての人たちと一緒に幸せです。

○私は、満月のデクラレーションで願いが叶い幸せです。

 

牡牛座が支配する身体部分は、「喉」「あご」「首」「甲状腺」「声帯」などがあります。症状では「喉の炎症」「咽頭炎」「首こり」「甲状腺の疾患」「声帯ポリープ」などがありますので、この辺が気になる方は、改善または健康を促進するお願いをするとよいでしょう。実践的なことでは、喉や首に美容液を塗って、マッサージするなどのお手入れや、リラックスのためのアロマテラピー(芳香療法)でストレスを解消するのがよいでしょう。牡牛座の月生まれの人は、洋なし体型になりやすいようです。新月から満月にかけては、身体が栄養や水分を吸収しやすい時期なので、日頃から運動不足や寝不足の人、生理前の人は新陳代謝が滞りやすくなります。特に上弦の月頃から満月にかけては、自制心のコントロールがしづらくなります。食欲が旺盛になって体重が増加しやすいので、体型が気になる人は意識的に食事の管理をおこないましょう。

 

牡牛座の支配星は、『金星』です。『金星』は、愛と美を司り、芸術、品性、美的感受性、恋愛、社交性などに影響を与えます。全般的に『幸福の暗示』を与えてくれる優しい惑星でもあります。女性にとっては、男性への愛の傾向を示します。男性にとっては、好みの女性のタイプを示します。

 

牡牛座に対応するフラワーレメディは、「ゲンチアナ」です。「ゲンチアナ」タイプの人は、消極的な性格で意志力が弱いため、不測の出来事に気落ちしやすく、すぐに挫折する傾向があります。マイナス思考が強く、否定的な人生観を持っているので、なかなか自分の可能性を信じようとはしません。そのせいか、目の前にチャンスが来ても疑うばかりで、幸運を信じようとはせず『悪い前兆』として信じる傾向があります。そして、新しいことにチャレンジするのを恐がり、諦める理由や不平を言うための理由を探します。人は『経験から学ぶ』ということを理解できず、自分への信頼が持てないことで、自分が持っている才能や能力の可能性を、信じることができないのです。また、物事の相互関係がつかめず、日常生活の中で盲目的に動く傾向があります。このような偏りのあるマイナス思考と、頑な態度で時間が経過すると、うつ病や神経衰弱になりやすい傾向があります。頑な態度を変えようとしないため、病気の治療効果が停滞したり、治っていた病気がぶり返すことがあり、治療の効果が現れにくいタイプです。

 

前向きな「ゲンチアナ」タイプの人は、自然界の力と法則の信念を持ち、不測の出来事を受け入れることができます。常にプラス思考で、たとえ気持ちが動揺することがあったとしても、自分の可能性を信じて、その試練を乗り越えようと努力します。自分自身を励まし、どんなことにも諦めることはせず、確固たる態度と着実な努力によって、現実世界を生きる存在になります。「ゲンチアナ」は、原因のある落ち込みや心配性の人のためのレメディです。何か不測の出来事が起きて気持ちが動揺して安定しなかったり、落ち込んでしまった時、自分を励まして自らの可能性を信じられるようにサポートしてくれます。心配から生じる恐怖心を、前向きな気持ちに切り替えて、自らの可能性を疑わず再チャレンジができるように、忍耐強さを育てられるようにサポートしてくれます。

 

満月の時期は『女性ホルモン』のバランスを崩しやすく、感情や情緒が不安定になりやすいようです。イライラしたり衝動的な行動をとってしまいそうな時の対策には、過度の緊張から心を解放してくれる『レスキューレメディ』がお勧めです。パワーストーンをお持ちの方は、月光浴をさせて浄化とエネルギーチャージをするのもおすすめです。