9月7日は乙女座の新月です。新しいサイクルの始まりですが、夏から秋への季節の変り目であることから、「秋バテ」に注意が必要です。
東洋医学の陰陽五行の観点から解説すると、自然の万物のめぐりや運気の流れが「陽」から「陰」に変わるため、この陰陽のバランスの取り方によって体調バランスに影響が及びます。
この時期は、気温差、気圧差、食習慣などが原因で、「身体が重ダルい」「やる気がでない」「不眠」「アレルギー」「蕁麻疹」「消化器系の負担」などの秋バテ症状が現れます。
それらの症状を予防するには、朝の起床時間は一定のリズムで起き、朝のリズムをキープしていくことが大切です。
その上で「朝日を浴びて自律神経を整える」「寝起きの皮膚を鍛える」「白湯を飲んで腸を動かす」など、一連の朝のルーチンワークで体調バランスを整えると良いでしょう。
初秋は、皮膚と呼吸器(肺)を強化することが大切です。肌寒く感じても、急な厚着はしないことがポイントです。ただし、足首周りが冷えやすいので、意識的に下半身を冷やさない冷え対策を行ないましょう。
陰の気は、冷えや寒さに弱くなるので、寝冷えしないよう気をつけましょう。初秋での体感温度は体内温度との相違が生じます。体感では寒さや冷えを感じても、体内の肺には熱がこもっています。上手く熱がこもらない工夫が必要です。これから空気が乾燥するので、秋の気候に慣れるように、鼻と皮膚を乾燥させないよう守りましょう。
「寝起きの皮膚を鍛える」とは、起床時に鼻筋に沿って人差し指を上下に動かし、鼻の周辺を軽くマッサージしましょう。その次は、両耳ぶたをつかんで軽く引っ張りながらマッサージすると、耳鼻咽喉の血の巡りが良くなり呼吸が楽になります。
さらに、皮膚に刺激を与えるよう肩から腕の内側と外側(内側をさするときは、肩から親指に向かって/外側をさするときは、人差し指から肩に向かって)を2〜3往復さすりましょう。そうすると、皮膚に刺激が与えられて、肺と大腸、呼吸器系の経絡を整えることができます。歯磨きで口内環境を清潔にした後、白湯を飲んで胃腸を動かしましょう。
もちろん、乙女座の月が司る身体部分の影響は「みぞおち」、消化吸収に関わりる「腸」「大腸」などがあります。具体的に下痢や便秘といった症状がある人は、食事や運動、睡眠などの生活習慣の改善に努めると改善しやすくなります。詳しくは、下記の新月ワークにある「乙女座が支配する身体部分と症状の記述を参考にしてください。
天体の惑星の動きの影響は、良くも悪くも社会的ルールや社会的責任、国が求める(コロナワクチン接種の普及&デジタル庁設立での個人情報の集約化、データ管理、ワクチン接種証明書など)強い理想と、個人に強いられる現実的な社会生活の困窮とのギャップを埋め合わせることに困難が生じます。
それらのプレッシャーから逃れるために、多くの人々の無意識が、自分を律することに困難を生じる傾向があります。無自覚に社会的なモラルやルールを違反する傾向が強まるでしょう。社会的な評価が厳しくなるため、その責任を追及され罰せられるシーンが増えそうです。
土星が逆行している期間に、社会的ルールや社会的責任の混乱と、それによる見直しや改善強化が必要なことから、自分の弱点や欠点、苦手なことや逃げたいことが具体的な指標として表面化します。自分の存在価値に「自分が社会に受入れられていないのでは…」という意識が強まると、孤独感に苛まれるでしょう。
漠然とした不安から落ち込み、心を許せる人がいないと、寂しさや不満で溜まったストレスが爆発します。危険な行為に走りやすいので、深刻にならないよう健全な自己解放に努めましょう。自分の限界や課題が浮き彫りになり、熟慮や忍耐が試されることが起きます。実際の社会的役割や責任を重荷に感じやすいので、ストレスを溜め込むと、身体や健康に関する問題が起こるでしょう。
これまでの物事の見直しや、計画をより詳しく練り上げる必要があるので、将来に向けての必要なステップだと分かれば、焦らずに気持ちが落ち着くでしょう。
乙女座の新月は、太陽の顕在意識と月の潜在意識が結びつき、乙女座の気質がさらに強調されるので、計画的に生活環境を整え、生活習慣の乱れを改善していく好機になります。生活の乱れを正して、自分の課題をこなす力を携えることが、運気の流れに乗るカギとなります。そのためには、自分の「欠点を見つめる勇気」それを「修正する行動」「成長させる柔軟性」が必要です。
この時期は、洞察力や分析力が増し、物事の善し悪しを判断する能力が際立つときです。普段よりも生活習慣や食習慣など、乱れている習慣を改善する意志と行動を発揮できるでしょう。自己管理への意識が高まるので、肉体的な健康や美容へ関心を向けて、効果的なダイエットや美容法を試すには良いタイミングです。詳しいことは、新月のワークでご紹介しています。
8月15日の獅子座の新月は、個性を可能な限り際立たせるよう促されました。この時期は、周囲に流されず独自の感性や表現力で、クリエイティブな才能を発揮できたのではないでしょうか。運気の流れに乗ると、あなたが健全な自己主張をしていると、様々な人との交流の輪が広がっていきます。
自分の「資質を活かす(持って生まれた才能・能力や培った技能)」視点を、自分自身に向けてみましょう。自分が持っている肉体やセンス、持って生まれた特徴は何か…人と比べるのではなく、自分のそのままを活かして自分を喜ばせて輝かせるものを探してみてください。
願い事が叶うタイミングは、人それぞれです。大きな夢を描けば、それなりに時間がかかります。人と比べて自分や相手を批判することよりも、自分の目の前にある課題を乗り越えるための努力が大切です。今できないことにも、意味があるのだと理解しましょう。何度もチャレンジすることで、意志力や持久力、忍耐力などを培い、物事の本質に目を向けられるようになるでしょう。
もし自分の選択が誤りだと気づいた場合は、自分の意思で方向転換しても大丈夫なのです。とことん自分が向き合って出した選択は、その人にとって人生を豊かにしてくれる経験そのものになるのです。
私たちは、困難と向き合いながら精神的な成長を促されています。精神が成長しなければ、何をやっても空しさの中で過ごすことになります。「魂」が喜ぶ生き方は、精神の成長にあり、それを促すことになります。これまでの過去の自分と今の自分を比べてみましょう。
日常生活において自己成長のプロセスをサポートするには、自然のリズムである月のサイクルを活用する『新月ワーク』と『満月ワーク』を繰り返し行なうと良いでしょう。積極的に自己成長を促す自然のリズムを取り入れていくと、自分の夢や人生目標を明確にできます。
目標に向かって、実際に必要な行動ができるようになっていくので、少しでも『月のワーク』に興味をもち、試してみようと思われている方は、迷わずやってみてください。
新月には『種まき』(目標設定)、満月は『収穫』(成果を得る)という意味があります。もし、『満月』に成果を得られなかった場合は、改めて『軌道修正』(再考)して、次の新月に向かって実践することが『月のワーク』の1サイクルの流れになります。自己成長には個人差があるので、どのくらいの成果を得られるかは、あなた次第です。
焦る必要もなく自分のペースで進めることが大切なので、毎月コツコツと続けてみてくださいね。今まで出来ないと思い込んでいたことが、年月を通して出来ているかもしれません。それは、社会的・物質的な豊かさだけではなく、精神的な心の豊かさを得られるということでもあるのです。
月は、私たちの無意識(潜在意識)に働きかけます。私たちの生まれ持った才能や能力は、まだ気づかないだけで、多くのものが自分の中に眠ってはいないでしょうか?未知なる分野へのチャレンジは、不安や恐れがありますが、まずは自分の可能性を疑わない『自己信頼』と『勇気』が持てるように、新月のお願いをするのも良いのではないでしょうか?
新月のお願いが叶いやすくなる方法をご紹介いたします。
…★…★…
9月7日(火)04:23は、乙女座に位置する新月です。
この時刻から、48時間以内がワークに適している時間です。(ボイド時間除く)
*もっとも有効な時間は、8時間以内といわれています。
ボイド時間は、ワークに適さない時間帯です。(※ボイド時間の説明はこちら)
9/8(水)04:23 ~ 12:20(乙女座のボイド時間)
今回のボイド時間は、完璧主義に拍車がかかるので、些細なことで神経質になりがちです。無自覚に自分や周囲の人に対して不寛容になるので、いつもは気にしない事柄にイライラするかもしれません。特に、他人のやり方が気になるので、人のあらを探してはミスを許せず指摘しがちです。一時的な感情に振り回されないよう、意識的に細かいことは気にせずに息抜きする時間を作りましょう。疲れていると感じたら、肩の力を抜いて身体を休めるよう心がけましょう。
月は過去の記憶を刻印された天体です。私たちの素の自分(無意識)でおこなっている行動パターンは、月に蓄えられた私たちの過去の癖に従います。したがって、同じ状況では同じような対応を無意識にしてしまうので、過去に犯したうっかりミスは、同じ状況になると、また同じうっかりミスとして繰り返すことが多いということになります。乙女座の新月で、月の影響から不安定になり、特にうっかりミスをしやすくなる月星座は、『射手座』『双子座』です。
乙女座の人の特徴は、五感が知性と結びつき、巧みに物事を処理する知的能力や観察力、分析力などに優れています。賢くてよく気がつくので、問題が生じると、すぐに解決策を見出せるでしょう。几帳面で責任感が強く勤勉なので、与えられた役割やノルマはきっちりこなそうとします。
ただ、この生真面目さから、日常でのストレスを溜め込む傾向があります。自己表現や思いやりの表現はあまり得意ではなく、ツッコミが鋭く毒舌なため、つい余計な一言を言ってしまいがちです。自分のテリトリーを守る傾向があり、周りに対して神経質で口やかましいところもあります。
このため、「仕事はできても気難しい人」といった印象を与えるかもしれません。現実は現実、夢は夢と割り切った上で、感受性が豊かで想像力に溢れるロマンティックな一面と繊細な面があります。
乙女座の支配星は、『水星』です。
『水星』は、知識、知性、伝達、コミュニケーションなどを司り、判断力、学習能力、神経組織を支配します。恋愛のアプローチテクニックや将来の職業の指針などを導いてくれます。具体的には、私たちが未知のことを知りたいという欲求や向学心、他の人に考えや感情を伝える言語力と文章力、周囲の人々と上手くつき合っていくコミュニケーション能力、優れた才能や技術といった、全ての知的能力を司っています。
乙女座の新月は、何事にも完璧を求める気持ちが強くなります。他者に対する奉仕の気持ちが旺盛になり周囲への奉仕が活発になる一方、物事の善し悪しを判断する能力に優れるため、普段よりも細かいことが気になります。清潔で秩序正しい状態を好む傾向が強まるので、生活習慣を見直して改善するチャンスです。
外出して人と会うよりも、自宅で掃除や整理整頓、細かい作業などが向いています。いつもは部屋の片づけが苦手な人でも、秩序を重んじる意識と整理したい気持ちが合致し、片づけ作業がスムーズに進むので、現実的な行動パワーを積極的に活かして部屋の片づけに挑戦してみましょう。そうすると、今まで片づけられなかった罪悪感や強迫観念が解消し、気持ちも新たにプライベート空間を心から楽しむことができるでしょう。
乙女座の月のエネルギーは、学習能力を高め、技術の習得を早めるパワーも与えてくれます。本気で何か興味のある習い事や勉強をスタートするには良いタイミングです。仕事面は、奉仕心が高まるので、人のサポートをしたり、ルーチンワークや事務処理の細かい作業に打ち込むと、いつも以上に効率よくこなせます。管理能力を発揮して、正確な時間で行動したり、作業を丁寧に行なうと、几帳面さを周囲にアピールできます。自然と有能さが周りに伝わり信頼を得られるときです。
ただ、理想が高く完璧主義がいき過ぎてしまうと、自分だけではなく周りにも厳しくなりがちです。人の些細な癖や言動が許せず、あらを探して批判的になるので気をつけましょう。
乙女座を象徴するキーワードは、以下を参考にしてみましょう。
○愛他心(他者を助けてあげる心)を育てるためのキーワード
・・・「実用的なサポート」「純粋な動機」「良心」「喜び」「サービス精神」「健全な自己(愛)」などです。
○効率的なシステムと秩序をもたらすためのキーワード
・・・「環境を整える」「計画性」「効率性」「時間を守る」「詳細を詰める」「事務作業」などです。
○仕事に対する積極的な取り組みができるようになるためのキーワード
・・・「充実した仕事」「積極的」「自信」「能力」「同僚」「仕事仲間」「職場環境」「仕事の効率」などです。
○物事の善し悪しや真偽などを見分ける能力を高めるためのキーワード
・・・「分析力」「洞察力」「焦点」「論理性」「眼識」「的確に見極める」などです。
○統合能力を引き出すためのキーワード
・・・「細部を見て大局を知る」「統合する」「秩序をもたらす」などです。
○完璧主義にならないためのキーワード
・・・「批判的」「仕事中毒」「非難」「酷評」「強迫観念」「完璧」「臨機応変」「ハードルを下げる」「リラックス」などです。
○健康を改善するためキーワード
・・・「食生活」「健全な食習慣」「健康管理」「ダイエット」「デトックス」「運動」「エクササイズ」「睡眠時間」などです。
例えば、
○私は、良心に従い、職場において周囲への細やかな気配りができています。
○私は、職場環境を整えて仕事の効率を図り、大きな収益を上げています。
○私は、取り巻く環境の変化に素早く順応して、自分の能力を発揮できています。
○私は、対人関係でストレスを溜めないよう、リラックスする時間を作り自己管理しています。
○私は、絶妙なタイミングで、(具体名)に対して実用的なサポートができています。
○私は、周りで困っている人を、迷う事なく健全な形で助けています。
○私は、プライベート空間をスッキリ整理して、心地の良い時間を過ごしています。
○私は、乱れている生活習慣(睡眠、食事、運動、健康、美容など)を改善できています。
○私は、健全な金銭感覚を身につけ、支出を抑えながら将来のために貯蓄しています。
○私は、常に時間や約束事を守り、周囲との信頼関係を築いています。
○私は、実際に役立つ専門技術を身につけ、仕事や実生活に役立てています。
○私は、仕事中毒にならないよう、臨機応変に上手く頭を切替えて息抜きしています。
○私は、無理のないスケジュール管理を行ない、1日を計画的に行動しています。
○私は、人生に必要なものと必要でないものを的確に見極め、必要なものを引き寄せています。
○私は、洞察力や分析力を発揮して、物事の善し悪しを的確に見極めています。
○私は、問題の原因について正確に分析し、最善策を見出して即解決しています。
○私は、現実的な(仕事、生活管理、財産管理、健康管理など)に役立つ事を実践しています。
○私は、計画通りダイエットプログラムを実践し、理想的な体型を維持しています。
○私は、健全な食習慣でデトックスと腸活を習慣化して、免疫力をアップして健康を維持しています。
○私は、長期計画したことを経過を検証し、必要な軌道修正をして目標達成に近づいています。
○私は、朝に決めた目標(挨拶、感謝、奉仕、良い言葉を使う、時間厳守など)を、夜に振り返る習慣を身につけています。
○私は、一日の終わりに自分の行動を振り返り、出来なかったことを次の日に修正できています。
乙女座が支配する身体部分と症状のキーワード
・・・「みぞおち(太陽神経叢)」、消化吸収に関わる「腸」「大腸」(具体的な症状として、「下痢」「便秘」など)があります。
この辺が気になる方は、改善または健康を促進するお願いをすると良いでしょう。
乙女座は健康や自己管理を象徴しているので、心身の健康に関心が向きやすくなります。食事や生活サイクルを健康的に変えるために、この時期に何か検査や治療などを受けるとよいでしょう。脂肪や毒素などを体から取り除く行動(運動やダイエット、禁煙、禁酒など)を起こすにもよい時期です。
季節の変わり目なので、これまでの暑さで胃腸の調子が低下している人は、朝の腸活(歯磨きで口内菌を除去して、白湯*を一杯飲む)がお勧めです。朝日を浴びて、軽いストレッチ運動や深呼吸法も朝の日課に取り入れてみましょう。*白湯で体調チェックはこちらへ
胃腸の疲れを解消する野菜に「レンコン」があります。「レンコン」は、免疫力を高める食べ物で、ビタミンとネバネバ成分で疲労回復に役立ちます。ネバネバ成分を高める調理法は、おろし金で細かくすり潰して好きな味付けでスープにして飲むと良いでしょう。
乙女座に対応するフラワーレメディは。「セントーリー」です。
「セントーリー」タイプの人は、人や周囲に影響されるため、自らの願望を抑えてまでも、周囲に気をつかいます。自己表現が上手くできず、口論は好まないので頼まれると断れなくなり、人に利用されたり、強いられたりすることが多くなります。個性に欠け、恥ずかしがり屋で臆病です。気の合わない人や家族のために、自己犠牲的な態度で尽くします。
義務に固執するあまり、不健全な温厚さや、へりくだった態度が生の喜びを失わせます。あまりにも自己否定や、自己放棄が強くなりすぎると、フラストレーションが溜まり、抑うつ状態に陥るので、生き甲斐のある人生を作り上げる力が失われてしまいます。
前向きな「セントーリー」タイプの人は、人や周囲に影響されることなく、開放的に自分を主張します。人づきあいにおいては、人に奉仕しますが、いかに奉仕するかを心得ているので、自己犠牲に陥ることなく分別を持ち、人をサポートすることで、自分自身を成長させることができます。
とても愛他心(他人の幸福や利益を第一の目的として行動しようとする気持ち)が強く、穏やかで人に共感する能力が高いので、人の役に立つよう常に心がけ、自分の役割を果たしながら、人生を達成感や喜びで満たすことができます。また、とても自然なやり方で人をサポートするので、賢明で頼りがいのある人格に人望が集まります。
「セントーリー」は、『他人への奉仕に気を使いすぎてNOと言えない人』のためのレメディです。他人への奉仕に気を使いすぎてNOと言えない時や、振り回されてしまう人がいる場合に、自己のバランスを改善して、自分を主張できるようにサポートします。自分の個性や考えを尊重し、自分らしさを大切にしながら、人や周囲の影響を受けずに、人づきあいができるようになります。
パワーストーンをお持ちの方は、新月浴をさせてエネルギーチャージをするのもおすすめです。
※新月のワークの方法は、「新月の願い事」をご参照ください。