10月28日は、『蠍座』の新月です。

 

10月21日〜22日にかけて、オリオン座流星群の活動がピークを迎えるので、夜空に流れ星を観るチャンスです。

 

星座の中でもオリオン座は見つけやすいので、東の空にあるオリオン座の左上の位置が放射点となります。

 

その放射点の周りには、明るく輝く冬の一等星があるので、その範囲を観測していると、スピードの速い火球(流れ星)が無数に出現するでしょう。

 

最も観られる日時は、22日の午前8時と予測されていますが、すでに明るいので肉眼では難しいでしょう。

 

21日の日没〜22日夜明けまでは、空のコンディションが良い所では、1時間に10〜15個程度は観られそうです。

 

都市部や近郊の明るい場所でも、1時間に5個程度は、観られる可能性があります。活動がピークになる時間帯を狙って目を凝らして観測してみてください。お願い事は事前に用意しておいて、流れ星の瞬間にお祈りができますように…まずは感謝の気持ちを込めましょう(笑)

 

毎年恒例となりました「島根ネイチャーセラピーツアー(10月12日〜15日)」を、無事に終えることができました。ツアー参加者さんや、ご協力頂きました地元の方々、さらにツアー中に出会った人々と、心温まる交流ができましたことを心から感謝いたします。

 

昨年のツアーは、『心身のバランス』を意識して巡るツアーでした。心と体のバランスを取り戻し、これまでの価値観が変わるプログラムだったと思います。もう1つのサブテーマは『人間関係』と『社交性』…。これは、自分がいる環境とは全く異なる環境や、価値観の違う人たちと交流することが、その人にどのような影響や変化をもたらせるか、参加者の一人ひとりを観察させて頂きました。

 

昨年においては予想していた成果が得られず、ある方向性とのズレが生じてしまいグループワークの難しさを感じる一幕がありました。今年は、その課題を乗り越えられるよう、ツアーテーマを『社交性』とし、サブテーマは『自然のリズムとの調和』として、様々な体験ワークを実施いたしました。

 

昨年と同様に、色々な場所で新しい体験や新しい人との出会いがあり、交流を通して様々な価値観や人生観のあり方に触れることが出来たと思います。あくまでも、グループによる体験ワークなので、このツアーが始まって終わるまでの間に、楽しいことも苦手なことも含め、色々な場面で助け合いが見られました。

 

今年のツアーは、まさに参加者さんの確かな成長を垣間見ることができました。

 

数年前まで問題を抱えていた方が、今は幸せを感じていると、この上ないお言葉を頂きました。

 

参加者の一人ひとりの歩んでいる人生は違っていますが、このツアーでの体験で得られた学びを、これからの人生の糧として活かして頂けることを願っております。参加者の皆さんの実りあるグループワークに感謝いたします。

 

月齢は『下弦の月』へと移行しました。この時期のテーマは、回顧と進捗確認です。

 

新月からやって来たことや、情報がどこまで進んでいるのかをきちんと確認してみましょう。もうすぐ、次の新しいサイクルがやって来ます。これまでを振り返って、次の目標を考えはじめる準備をしましょう。

 

次の蠍座の新月までにやっておくと良いことは、

 

「ペース配分の調整を行なう」

「停滞している遅れを取り戻す」

「他者の意見を聞く」

「生活の不足品を補充する」

「価値のないものを見極めて手放す」

「無駄遣いしていないか見直す」

「増えた分の体重を元に戻す」

「利他的な行動を心がける」などです。

 

なにか、1つでも意識して行動に繋げてみましょう。

 

10月28日に蠍座の新月を迎え、11月になると出雲大社がある島根では「神在月(かみありづき)」を迎えます。そして、11月6日(旧暦の10月10日)に、日没後から粛々と厳かに稲佐の浜で『神迎神事(かみむかえしんじ)』が始まり、出雲大社の神楽殿にて全国の神様たちをお迎えします。

 

7日(木)には、神楽殿で『神迎祭・龍蛇神講大祭(りゅうじゃじんこうたいさい)』が行なわれます。7日(木)〜13日(水)までの1週間が神在月の『神在祭(かみありさい)』が行なわれます。

 

旧暦の10月に全国の神様たちが出雲に集い大国主命のもとで、男女や様々な事柄の縁結び会議を行なうと伝えられています。島根県内の至る所の神社で、厳かな神事と共に賑やかな神楽が行なわれます。詳しくは、出雲大社サイト(http://www.izumooyashiro.or.jp/page-5115kakisei)をご参照ください。

 

近年、平成の大遷宮を通して、様々なメディアで出雲大社が紹介されていることから、海外や全国からの観光客が増えています。また、平日でもスピリチュアルやパワースポット好きの人たちが訪れるようになり、出雲大社の境内は、いつも人で賑わっています。

 

神様をお迎えする『稲佐の浜』にも、多くの人々を見かけるようになりました。神在月では、八百万の神々が集う出雲大社では、神々の力が強力に蘇るので、そのご神徳による特別なエネルギーを賜わりたいと願う信心深い人々が続々と参拝されているようです。

 

神様の恩恵(お利益)は、参拝する全て人々に分け隔てなく授けていただけるため、古からこの地域は、特別なパワースポットになっています。昔からこの地で暮らしている地元の人々は、神在月を重んじる風習があるため、神様たちに失礼がないように厳かに日常を過ごしています。

 

今年の「神在祭」は、これからです。占星術においても、土星と冥王星がコンジャクションの関係に位置し、影響が強調されるので、人生の転換期にあたります。

 

このサイクルは、33年周期になっているので、自分の人生を好転させるにはチャンスです。そのためには、自らの「意識の変容」が必要になります。この影響が、来年以降の人生の展開に大きく関わってくるでしょう。

 

10月28日の蠍座の新月のテーマは「潜在意識の変革」です。蠍座の支配星が冥王星であることから、私たちの潜在意識に強い影響をもたらします。蠍座の新月は、探究心や不屈の精神力を与え、物事の本質を見抜く能力や人の心を見抜く洞察力も授けてくれます。

 

それらの力を活用して自らの内面を見つめると、自分に欠けているものに気づくでしょう。新月のエネルギーは、自分に欠けているものを、自分のものとする力を授けてくれます。それにより、今までどうしても変えられなかった自分や、停滞している現状を根本から変えられるかもしれません。

 

発展や成功を司る木星が蠍座に滞在している期間は「特定の人や集団・組織と深く関わる」ことで、人生が良い方向へと進んでいく傾向があります。関心のある人や集団・組織、地域コミュニティなど、関わる相手の影響で自分自身に好ましい変化がもたらされ、集団の中では良いポジションに恵まれたりと、恩恵を受けやすくなります。

 

興味のある物事を徹底庭に追求することがカギとなり、社会的成功に繋がっていきます。意識の変容を促すエネルギーを享受するチャンスを逃さないようにしましょう。詳しいことは、新月のワークでご紹介しています。

 

再び巡ってくる『新月』は新しいことを始めるパワーに満ちています。

 

再び、実現したい目標を決めて、月が満ちる満月までの期間は、目標実現に向けて積極的に行動していきましょう。長期的な目標の場合は、それを細分化し、毎月の満月ごとにステップアップができるように計画してみてください。

 

月は、私たちの無意識(潜在意識)に働きかけます。私たちの生まれ持った才能や能力は、まだ気づかないだけで、多くのものが自分の中に眠ってはいないでしょうか?未知なる分野へのチャレンジは、不安や恐れがありますが、まずは自分の可能性を疑わない『自己信頼』と『勇気』が持てるように、新月のお願いをするのも良いのではないでしょうか?

 

新月のお願いが叶いやすくなる方法をご紹介いたします。

 

…☆…★…☆…

 

10月28日(月)01:02 蠍座に位置する新月です。

 

この時刻から、48時間以内がワークに適している時間です。(ボイド時間除く)

*もっとも有効な時間は、8時間以内といわれています。

実際に行動を起こすのは、新月から12時間後からが良いでしょう。

 

ボイド時間は、ワークに適さない時間帯です。(※ボイド時間の説明はこちら

 

 10/30(水)02:35 ~  06:59(蠍座のボイド時間)

 

今回のボイド時間では、感情のコントロールができなくなり、今までに蓄積していた不満や嫌悪が一気に噴火するかもしれません。衝動的にキレたり、油断すると大切な秘密や情報をつい漏らしてしまったりと、取り返しのつかない事態に陥ってしまうかもしれません。

 

恋愛中の人は一方的な感情を相手にぶつけてしまい、相手も逆切れして衝突する恐れがあります。独占欲や嫉妬心にも火がつきやすいので気をつけましょう。

 

蠍座の人の特徴は、洞察力に優れ、目的意識を持って行動します。内向的で、人をなかなか信用しないので、ごく限られた人にしか、心をオープンにすることができません。感情もなかなか表情にも出さないので、「何を考えているのかよく分からない人」という、印象を周りに与えがちです。

 

その反面、一度心を許すと非常に誠意を尽くす傾向があります。真面目で、何事にも白黒はっきりつけたがります。

 

蠍座の支配星は、『冥王星』です。

 

『冥王星』は、物事の始めと終わり、個人ではどうすることもできない時代の流れや、潜在している宿命的なもの(カルマ)を司っています。不思議な魅力やカリスマ性を与えてくれることもあり、その反面、突然の大変動を暗示することもあります。

 

この時期、山羊座で冥王星と土星が重なる(合)状態なので、社会面(社会システム)に大きな課題と変容をもたらせる傾向があります。その影響が私たちを取り巻く環境に大きく関わってくるので、個人差はありますが、多くの人たちが自分の意思とは関係なく、良くも悪くも人生の転換期を迎えることになるでしょう。

 

今回の蠍座の新月は、人の奥底に眠る潜在意識に働きかけ、状況を根本から変容させるエネルギーが強くなります。新月パワーが物事の核心を見抜く力を与えてくれるので、探究心や不屈の精神力、集中力にも恵まれます。新月から満月にかけて『実現したいけれど、今まで何かと理由をつけて断念していたこと』に着手すると、ゼロからの再スタートを切りやすくなります。

 

これまでの人生を立て直す力が発揮されるでしょう。無理して社交的に行動するよりも、一人でできる仕事や趣味にそのパワーを注ぐときです。ただ、絶大なパワーを内に秘めるので、何事も極端な考え方をしやすくなるときです。

 

方向性を間違うとトラブルが生じるでしょう。執着心が強くなるので、一旦誤った方向に進むと、途中で軌道修正が困難になるかもしれません。人の心を見抜く洞察力も備わるので、嘘や秘密に気づきやすく、集中すると人の本音を簡単に見抜くことができるでしょう。

 

その洞察力を、自分に向けると、自分を欺かず、自分自身の心の深層にある心理的な問題に気づくことができます。さらに蠍座の新月パワーを活かせると、あなたの今までの悪いパターンを崩し、自分を浄化する方法や根本的な自己変容を促すことができます。

 

深くつながりたいと思う人がいれば、相手の気持ちの深いところに触れ合うことができるでしょう。ただ、その気持ちの深層は期待するものと違っているかもしれません。あなたがその人の全てを受け入れることができれば、関係を深めていくことができるでしょう。恋愛中の人は、スキンシップで二人の愛情を深めるのによいときです。

 

蠍座を象徴するキーワードは、以下を参考にしてみましょう。

 

○幸せになるために変化を促すためのキーワード

 

・・・「プラスの変化」「過去の重荷を捨てる」「復活」「我が道を突き進む」「変容」などです。

 

○自制心をコントロールするためのキーワード

 

・・・「自律(セルフコントロール)」「自制心」「洗練された人格」「責任をもって関わる」「善悪を見極める」「欲望のコントロール」などです。

 

○危機管理能力を促すためのキーワード

 

・・・「人を見抜く目」「危機管理対策」「不屈の精神力」「冷静な判断」などです。

 

○絆を深めるためのキーワード

 

・・・「助け合う関係」「パートナーシップ」「互いを認め合う」「価値観を理解する」「ソウルメイト」「深い愛情」「スキンシップ」などです。

 

○財務協力をスムーズにするためのキーワード

 

・・・「税金」「負債(ローン)」「奨学金」「遺産」「遺産相続」「契約」「ビジネス」「融資」などです。

 

○権力闘争を回避するためのキーワード

 

・・・「権力闘争」「復讐心」「嫉妬心」「破壊的願望(衝動)」「罪悪感」「酷評」「厳しい自己批判」「頑な姿勢」「他者の欲求を理解する」などです。

 

○個人の力を強くするためのキーワード

 

・・・「カリスマ性」「コミュニケーション」「強い精神力」「強い意志」「秘密」「許容力」「権力」「政治」などです。

 

蠍座が支配する身体部分と症状のキーワード

 

蠍座は「排泄器官」「生殖器官」などを支配し、排泄器官に関わる「直腸」「結腸」「膀胱」などに影響を及ぼします。具体的な症状として、「ポリープ」「痔」「膀胱炎」などがあります。また、生殖器官に関わる「性器」「子宮」「卵巣」など、具体的な症状として、「性病」「生理不順」「子宮内膜症」「子宮筋腫」「子宮がん」「月経前症候群」「ED」などがありますので、この辺が気になる方は、改善または健康を促進するお願いをするとよいでしょう。

 

この時期、生殖器の問題を抱えている人は、改善されやすい時なので、ひとりで悩まずに婦人科の検査や疾患治療を受けてみましょう。性的な問題を抱えている人は、パートナーに自分の悩みを打ち明けて、自分の希望を素直に伝えたり、性に対する意見交換をすると良い成果を得られます。

 

蠍座の新月で効果を高めるお願い事の文例をご紹介します。

 

○私は、(仕事、家庭、家族、対人、健康、恋愛、婚活など)について、すでに建設的な行動ができています。

 

○私は、過去の経験を糧にして、今まで変えられなかった現状を根本から変えています。

 

○私は、過去の重荷を捨て、自立した新しい人生を進んでいます。

 

○私は、探究心や洞察力を発揮して、目の前の問題を的確に解決しています。

 

○私は、失敗してもゼロからやり直せる不屈の精神を持ち、再チャレンジしています。

 

○私は、好きなものにこだわり、生涯をかけてその分野を探求しています。

 

○私は、何か問題が起きても、その物事の本質を見抜き冷静な判断で解決できています。

 

○私は、人生上のどんな障害も強い意志で乗り越え、自己実現を果たしています。

 

○私は、自らの考えやあり方を変容し、停滞している現状を根本からよい方向へ変えています。

 

○私は、自分の夢を果たすため、孤独や失敗を恐れずに目標に向かって突き進んでいます。

 

○私は、現状の人間関係を把握し、大切な人との強い絆を深めています。

 

○私は、洞察力を発揮して人の本性を見抜き、対人トラブルを回避できています。

 

○私は、公平な心を持ち、人の意見に対して善悪を見極め、正しい判断ができています。

 

○私は、他者の欲求や動機、価値観を理解し、建設的な関係を築いています。

 

○私は、問題のある人と打ち解け合い、健全なパートナーシップを深めています。

 

○私は、大切な人と共に学びながら、人生を価値あるものにしています。

 

○私は、運命のソウルメイトと出会い、お互いの存在を認め合い助け合う関係を築いています。

 

○私は、積極的に(具体名)とスキンシップして、お互いの愛情を深めています。

 

○私は、(税金、年金、保険、遺産相続、奨学金など)の申請や処理を積極的に行なっています。

 

○私は、融資を受けるために必要な申請を完璧に行ない、大きな融資を受けています。

 

○私は、堅実な返済プランを見出し、無理のないローン返済をスムーズに終えています。

 

○私は、女性ホルモンのバランスを整え(生理不順、PMS、更年期障害、子宮疾患、卵巣疾患など)が完治しています。

 

蠍座に対応するフラワーレメディは。「チコリー」です。

 

「チコリー」タイプの人は、嫉妬深く、愛する人たちを自己中心的に所有したがります。思う人を絶えず近くに置きたがり、相手の意思とは関係なく自分勝手に拘束しがちです。パートナーや子供を愛するよりも、自分が果たせない願望を相手に押しつけたがります。

 

願望を遂げるためには、同情と他の義務感を悪用し、相手をコントロールしようとします。願望が思い通りにならないと、自らが被害者を演じて、同情と看護で相手を拘束しようと自己犠牲的な病気になることもあります。

 

一見、相手の幸福を願って手助けしているように見えますが、実は利己的な利点から行動しています。人からの関心を自分に引きつける欲望が強いため、それが満たされていないと不安と恐れに苛まれ、バランスを崩してしまいます。

 

前向きな「チコリー」タイプの人は、人の幸福に直接関わることで、自分も生き甲斐を感じ、人と喜びを共に分かち合い、自分自身の心を温めます。自分自身を助けるために、人を助け、慈悲深く見返りのない無償の愛を注ぎます。

 

『人を愛し、愛される人』という、理想的な愛の意味を知っているので、バランスの取れた愛情表現で接することができ、内なるもの(心/精神/魂)が喜びで満たされています。

 

「チコリー」は、『本当の愛に気づく』ためのレメディです。愛が手段や目的の介在しない『生きる喜び』から生じていることを気づかせてくれます。愛は、働いて手に入れることも力ずくで奪うこともできないと認識させ、病的な利己主義、感情的依存、感情による暴力的な支配、脅迫、自己憐憫を緩和するので、人間関係やパートナー、子供との問題の改善をサポートします。

 

愛情深く、相手を縛らない人間関係を築けるように、恋人や夫婦関係、神経症的な親子関係の改善(親離れ、子離れのようにお互いの自立心を育てる)によく使われています。また、物に対する執着心の改善にも役立つので、手放したい対象物があるときに効果があります。

 

パワーストーンをお持ちの方は、月光浴をさせてエネルギーチャージをするのもおすすめです。

 

*新月のワークの方法は、「新月の願い事」をご参照ください。