6月に入って初夏のような日差しでしたが、関東も梅雨入りして肌寒く感じるようになりました。
この時期は暑さと寒さが交差するため、自律神経やホルモンバランスが崩れやすくなります。
朝起きて何となくスッキリせず、倦怠感を感じることでしょう。
特にホルモンは、体内で合成・分泌され血液を通して体内を循環し、身体の機能をスムーズに働かせるための情報伝達を担っています。
体内で働くホルモンの種類は、なんと100種類以上あると云われています。
特に、女性は月経に関わる働きをする「エストロゲン(卵胞ホルモン)」や「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の存在を身近に感じることでしょう。
その他にも代表的なホルモンは、筋肉を増やしたりやる気や記憶を司る「テストステロン(男性ホルモン)」や、睡眠を促して眠りの質を高める「メラトニン」、傷ついた細胞を修復するしてくれる「成長ホルモン」、免疫力を高めたり、アンチエイジングに必要な働きをする若返りホルモンと云われる「DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)」などもあります。
これらのホルモンは、個人差はありますが、30歳ごろから減り始めます。ホルモンが減ると、新陳代謝が低下し、肥満や慢性的な疲れなどを感じやすく不調が現れます。
本来なら、緩やかな加齢を迎えるのですが、過度に体内のホルモンが減少してしまうと、一気に老化が進行します。女性の体内にも男性ホルモンは存在し、筋肉の量や骨の量を維持しているため、閉経後に女性ホルモンと男性ホルモンが減少すると、更年期障害が発症しやすくなります。
筋力や骨密度が減少して骨粗しょう症を発症したり、やる気や根気、記憶力などが低下し、うつ病を発症するリスクが高まります。
これまでのストレスケア活動を通して感じることは、働く女性を取り巻く環境が過酷な状況にあるのは否めません。社会情勢が先の見えない状況の中で、ストレスを感じながら働くことは、精神的・肉体的にとても辛いことだと思います。
季節の変わり目は、外的なストレス要因(温度差、気圧変動、電磁波、花粉など)が多くなり、ダイレクトに身体に影響を及ぼすことになります。そのため、睡眠不足や栄養不足、体力不足、加齢などで体の不調が増えます。
こうした生活習慣が原因でもホルモンバランスは崩れるのです。もし、今のあなたの状態が、イライラすることが増えたり、食欲がなかったり、集中力に欠けたり、疲れやすかったり、気分が落ち込んだり、肌荒れや乾燥肌、皮膚に炎症があったり、よく風邪をひくことがある人は、ホルモン分泌が低下している可能性があります。
そう感じている方は、できるだけ早く生活習慣を改善しましょう。ホルモンバランスを回復させ、梅雨から夏を乗り切れるよう体調を戻し、健康な体を維持していきましょう。
ホルモンがアップする生活習慣をご紹介します。
①朝から昼間の活動後、夜はリラックスしましょう。そうすることで、自律神経のリズムが整い、ホルモンの分泌が正常化します。特に、傷ついた細胞を修復するしてくれる「成長ホルモン」や「若返りホルモン」は、午後10時〜午前2時の間に分泌量が増えます。この間に睡眠を取ることで、傷ついた細胞が修復されアンチエイジングにも効果があります。
ポイントは、早朝に朝日を浴びると、自律神経の交感神経が目覚め、睡眠ホルモンのメラトニンの働き(14〜15時間後に眠くなる作用)にスイッチが入るので、夜になるとスムーズに睡眠を促してくれるようになります。
②食事中の咀嚼はよく噛むことで、成長ホルモンの働きが活発化し、体脂肪の分解を促します。ひと口での咀嚼は、20〜30回程度を目安に行なうと、免疫力を高めるDHEA(デヒドロエピアンドロステロン)の分泌を促し、急激な血糖値の上昇も防げます。ダイエットをしている人にはお勧めです。
肥満予防に加え、咀嚼することで顎の筋肉も引き締まり、フェイスラインもスッキリして若返り効果も期待できます。夕食時に良質なタンパク質を多く摂ることで、成長ホルモンを増やせるので、主に大豆食品と魚介類の組み合せが良いでしょう。
量は軽めで低糖質の食事をすることで、消化器の働きにも負担がなく、質の良い睡眠がとれるようになります。ただ、アルコールや甘いものを摂ると、成長ホルモンの分泌が抑制され、DHEAも減少してしまいます。睡眠にも影響が出るので、なるべく控えた方が良いでしょう。
③成長ホルモンとDHEAを増やすには、軽い筋トレを行ないましょう。スクワットや腹筋運動などの筋トレを行なった後の3時間は成長ホルモンが増加します。毎日行なうことで筋肉量が増えると、脂肪が燃焼して太りにくくなります。骨粗しょう症の予防にもつながります。
ストレスを軽減する意味でも、軽い有酸素運動がお勧めです。外出時には、意識的に姿勢を正して、少しきついと感じる速さで歩くよう心がけてみましょう。目安は10〜15分です。そうすると、成長ホルモンやDHEAの分泌を促せます。
ただし、息切れしてしまうような運動量は、逆にストレスホルモンを分泌してしまうので、あくまで軽く気持ちの良い運動量にとどめましょう。※心臓に問題のある人には、お勧めしません。
④夜は、ぬるめのお湯につかってリラックスしましょう。お風呂でくつろぐと、自然に副交感神経が優位になるので、様々なホルモン分泌を促し、自律神経やホルモンバランスを整えられます。
⑤寝る前に、複式呼吸で気を整えましょう。お風呂から上がった時点で、リラックスできているのですが、熱帯夜ではなかなか寝つけないことも有りがちです。その場合は、座禅スタイルで複式呼吸を行なうのがお勧めです。
頭で数をカウント(1,2,3,4)しながらゆっくり鼻から息を吸って、一旦止めてから、再び数をカウント(1,2,3,4,5,6,7,8)口からゆっくり吐き出しましょう。
複式呼吸になれていない人は、無理をしないでください。数のカウントが4まで無理であれば、最初の数は少なめに(1,2)から始めて、吐き出すときの数は、最初のカウントの倍数で(1,2,3,4)吐き出すことが基本になります。
徐々になれてきたら、カウント数を増やしてみてください。その分、深呼吸ができるようになります。これを3〜5回程度おこなうと、火照った身体を冷ますのと同時に睡眠の効果を高め、気持ちよく眠りにつくでしょう。
⑥フラワーレメディの活用もお勧めです。不眠障害でなかなか寝つけない。あるいは、途中で目が覚めるような場合、睡眠時の15〜20分前にナイトレメディを飲むことで、自律神経に働き、副交感神経が優位になるよう促してくれます。スポイトから4滴、口に入れて飲んでください。また、夜中に目覚めた場合も、ナイトレメディを飲むと良いでしょう。
今回は、ホルモンバランスについてお伝えしましたが、つい最近、私は軽いぎっくり腰になってしまいました。デスクワークが多いため、同じ姿勢で長時間座ってしまうと、やはり身体には良くないと痛感いたしました(笑)。反省してもすでに遅いのですが、幸いなことに軽い症状だったので、今は快復しています。皆様も、お気をつけください。
次の満月は「射手座」で起こります。
射手座が支配する身体部分は、「腰」「肝臓」「座骨神経」「大腿部(足の付け根)」「臀部」などがあります。この辺が気になる人は、姿勢を正すようストレッチや軽い体操を行なうと、大事にはいたらないでしょう。
普段は気にならない身体の症状ですが、やはり定期的に身体の各部に意識を向けて、不調が出ないようメンテナンスする大切さを、身をもって自覚いたしました。
天体上では「木星」「土星」「冥王星」が逆行中のため、物事に対する洞察力と忍耐力に欠けやすく、物事の進展が難しい傾向にあります。これまでスムーズに進展していたことが一旦スタートに引き戻され、再スタートを強いられる状況になることもありそうです。
射手座の満月では、着手している事に矛盾や問題が浮上し、対応に追われるかもしれません。そんな強いプレッシャーの中で、自分の考えを維持し続けることの価値や、やりがいを感じるかもしれません。自分の中で確立してきた知識や考えを、実際の場で試すタイミングになりそうです。周囲から反論に遭うこともありますが、勇気をもって自説を貫いてみましょう。
6月3日の双子座の新月は、知的好奇心が高まり、情報収集力やコミュニケーション能力を発揮し、今のあなたに有用な情報を収集できる種蒔きでした。この作用を活かした人は、興味のある分野にアクセスして知識を学び、自分のものとして身につけていることでしょう。
このままの姿勢を貫き通し、自分の思い立ったことを最後まで突き詰めていきましょう。また、双子座の特徴の1つに、「身近な人たちとのコミュニケーション」があります。普段より他者理解に関心が向き、身近な人とのコミュニケーションがとりやすかったので、意識的に親子関係や兄弟(姉妹)関係、友人関係など、健全な関係を築く種を蒔かれたことでしょう。
今回の満月は、射手座で起こります。射手座の満月は、独り善がりのコミュニケーションを改め、双方向のコミュニケーションを心がけること、また直感に頼りすぎず、事実関係を確認して行動に移すことを学ぶチャンスです。
気になる方は、『満月の解放ワーク』をおこなってみてください。特に、うっかりミスの影響が出やすい人は、月星座が『乙女座』『魚座』の人です。いつもの満月よりも不安定になりやすいので、慎重な行動を心がけましょう。
この時期に飲むと良いフラワーレメディは、表面的なコミュニケーションだけで無責任な態度を取らないようサポートしてくれる「アグリモニー」です。
月は『上弦の月』を通過しました。気力が充実し、行動力と表現力が優れて、何事にも頑張れる時期です。また、新月から始めた計画に従って、積極的に行動を起こしてください。
心理的には、意識と無意識の間で葛藤が起きる時期でもあるので、何かと計画通りに進まないこともあるでしょう。けれども、目標を達成するためには、しっかりと目標を見据えて、気持ちがブレないように意識してみてください。
今、あなたが経験していることは、自己成長するために必要な経験だということを忘れてはいけません。夢を叶えるということは、日々の努力の積み重ねなのです。
『満月』に向かって、心と身体が徐々に緩んでいきます。満月に近づくにつれて、イライラしたり落ち込んだり、あるいは気分が高揚したりと、バランスが崩れて不安定になりやすい時期へと移ります。
感情のコントロールができない時には、レスキューレメディを飲んでみましょう。深呼吸やストレッチをおこなうのも効果があります。また、そういう時期なのだと割り切って無理をせず、ストレスを溜めないようにしてください。『新月』に願ったことを達成できるように今の迷いを断ち切り、迷わず『満月』に向けてチャレンジしていきましょう。
『月のワーク』で最も大切なこと…
目標は、必ず身近で達成できる小さなことから始めるということ。
そして、成功体験を繰り返しながら、その達成感や充実感を脳に記憶させること。
小さな成功体験の積み重ねこそが、大きな目的を達成させる行動力や継続力、意志力を強めていく秘訣になります。『自らの心で決めたことを、実現するために体で実行していく』この一連の流れは、体内で幸せホルモンの分泌を促し、脳内に成功体験の充実感を与えてくれます。
何度もこれを繰り返すことで、脳に成功体験の流れを蓄積していくシステムを確立します。この脳内に作られたシステムこそが、不可能を可能にする『幸せを引き寄せる源』になるということになります。
それでは、今回の『満月ワーク』について、ご紹介いたします。
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6月17日(月)の 17:31 は、射手座に位置する満月です。
満月の浄化パワーの影響は、月が満ちる前後(48時間)になります。
ボイド時間は、ワークに適さない時間帯です。(※ボイド時間の説明はこちら)
6/17(月)17:31 ~ 6/18(火)01:14(射手座のボイド時間)
射手座のボイド時間は、満月直後から始まりますので、夜型のライフスタイルの人は影響が及ぶかもしれません。いつも以上に気分が高揚し、独善的な態度が目立ちやすくなります。現実味のない空想や、アイデアに酔いしれて自己陶酔が強くなるかもしれません。
面倒くさい気分になるので、ルーズになりがちです。このため、人に嘘をついたり、交わした約束が守れず無責任な態度をとって信頼を失う恐れがあります。また、集中力や持続力に欠けてしまうため、着手していることが中途半端になりそうです。
実際に苦手なことや物事が上手くいかないと、すぐに投げ出してしまうので気をつけましょう。現状が辛い状況下にある人は、現実逃避願望が高まるので、暴飲暴食やアルコール、薬などへ走らないよう注意が必要です。
月は、私たちの無意識(潜在意識)に働きかけます。私たちが気づかないうちに満月の影響を受けた感情から、良くも悪くもその態度や行動をしがちです。
月が及ぼす私たちへの影響をプラスに発揮することで、心と身体や精神のバランスを調整することができます。無意識を意識化して、プラスの思考を持つことで、夢や目標を実現させることが可能になります。まずは、手放したいマイナス感情を解放していきましょう。
満月の時期は、新月に立てた目標が成熟します。緊張感や不満感が一気になくなり、脱力ムードになる時期でもあります。そのため、満月の感謝ワークや瞑想などを行いながら、自分を客観的に見つめやすくなれるでしょう。
6月3日の双子座の新月で立てた目標を、もう一度思い返してみてください。また、半年前の『射手座の新月』で立てた目標に対して、努力してきた人にとっては、それなりの成果を得られる時期になりました。
目標が達成している場合は、宇宙の法則や周りの人たちに感謝を忘れずに前進してみましょう。そして、目標が実現しなかった場合は、目標の内容に無理がないかどうか、目標を達成するための行動ができているかどうか、その原因を分析したり、代替案を考えたりするとよいでしょう。
今回の射手座の満月は、本質を見抜く直感力と知的な分析力を活かし、未来の可能性を自由に追い求めたいという知的好奇心が旺盛になるでしょう。いつも以上に気分が高揚し、人の意見を聞かず自分の話に終始夢中になる傾向が高まります。そのため、つい人を見下すような高慢な態度や、相手の気持ちを無視した不誠実な態度をとりがちです。
それは、無意識に「常に自分は良いことをしている」という独り善がりの気持ちが強くなるからです。あなたがこれまで無自覚にしてきたことが、コミュニケーションの場において表面化するので、自らが双方向のコミュニケーションを心がけないかぎり、仕事面でも恋愛面でも、問題が生じるでしょう。
特にこの時期は、自分の言動や態度に義務と責任を持たなければなりません。そうすることで他者からの協力が得られ、自分が考えているスケールの大きな夢の実現に近づいていくことができます。
また、思い込みが激しくなるときなので、自分の直感に頼りすぎてしまうと判断ミスをしがちです。物事の事実関係をきちんと確認して、冷静な判断ができるよう努めましょう。常に人の意見やアドバイスを聞き入れる『謙虚な心』を育てるときです。
満月は、浄化パワーが強いときです。
自分に必要がないもの、必要なくなったものを手放す「解放ワーク」をするとよい日といわれています。(ダイエットをはじめるとか、断捨離をするとか、影響されているものなど)また、財運を上げるための「金運アップワーク」をするのもよいです。
射手座に関係する解放テーマは、
「偏見」「差別」「不注意」「無責任」「飽きっぽさ」「ルーズ」「無防備」「現実逃避」「ひとりよがり」「やりすぎ」「無愛想」「短絡的」などです。このようなマイナス感情を抱いている人は、これらを解き放つようなお願いをするとよいでしょう。
例えば、
○私は、人に対する差別を手放し、誠実な態度で交流し人脈を広げています。
○私は、誤った偏見を手放し、広い視野で多様な価値観を理解し受容できています。
○私は、勝手な憶測で先走ってしまう癖を改め、事実関係を確認した上で的確な行動をしています。
○私は、自惚れた態度を改め、誠実に周囲の人と関わり人間関係を円滑に築いています。
○私は、無責任な態度を手放し、人と交わした約束は責任を持って守っています。
○私は、無愛想な態度を手放し、誰とでも親しみやすい態度で交流の輪を広げています。
○私は、羞恥心を手放し、身近な人に本心を打ち明けています。
○私は、必要のないプライドを手放し、自然体でありのままの自己表現ができています。
○私は、現実味のない夢を語る癖を改め、理想と現実を埋める実際的な行動ができています。
○私は、短絡的な行動を改め、物事を深く考えた上で計画を図り行動に移しています。
○私は、飽きっぽさを手放し、一度手がけたことは結果を出すまで続けています。
○私は、苦手な問題から逃げる癖を改め、(仕事、恋愛、人間関係、病気など)の問題を解決する行動をしています。
○私は、(アルコール、喫煙、睡眠薬、過食、買い物など)に依存する弱さを手放し、強い意志で生活習慣を改善し健康を維持しています。
○私は、パソコンやスマホの(SNS、ゲーム、通販など)への極端な依存を手放し、偏らない健全な日常生活を過ごしています。
○私は、不注意な行動を繰り返す癖を改め、大人としての責任ある行動ができています。
○私は、自分を甘やかすルーズな生活習慣を手放し、規則正しい生活を取り戻しています。
○私は、押しつけがましい態度を改め、本当にその人が必要とするサポートができています。
○私は、独善的な態度を手放し、相手の気持ちや欲求をくみ取り健全な対応をしています。
○私は、現実問題を直視しない楽観主義を手放し、物事の真実を見抜いて問題を処理できています。
○私は、誤ったことを正当化する癖を手放し、その誤りを正しく修正できています。
射手座が支配する身体部分は、「腰」「肝臓」「座骨神経痛」「大腿部(足の付け根)」などがあります。この辺が気になる方は、改善できるように願うとよいでしょう。実践的なことでは、射手座は「おしり」も象徴するので、ヒップラインや下半身を集中的に引き締める、エクササイズやマッサージケアをおこなってみるのもよい時期です。
特に下半身の体幹トレーニングがお勧めです。ティラピスやヨガなどで、腰椎の周りにある筋肉(体幹)を鍛えると、腰椎が安定し、腰痛や座骨神経痛の改善や不良姿勢の改善につながります。
ちょっとしたことですが、後ろ姿の美しいボディラインを意識して、普段の歩き方や姿勢に気を配ってみましょう。それだけでも、スッキリした美しい下半身のラインがあらわれやすくなります。年齢に負けない引き締まったヒップラインを目指して、無理なくできることからチャレンジしてみましょう。
暦上では6月1日から、大きく運気の流れが変わる隠遁(いんとん)になりました。これから梅雨に入り、日照時間が徐々に短くなっていきます。これを境に自然の万物の勢いが弱まっていきます。この自然界の気の流れを味方につけるには、自分の吉報方向の神社を参拝すると良いでしょう。
浄化力が高まる満月水を作って、浄化作用のあるフラワーレメディ(クラブアップル)や、今のあなたに必要なフラワーレメディを飲んでみるのもお勧めです。この時期は、心から喜びと幸せを感じられるために、アグリモニー(自分の問題と向き合い、誠実な態度を取り戻す)が、内心の葛藤を手放す役に立つかもしれません。
射手座に関係する象徴キーワードは、
「真実の追究」「祈りと天上の導き」「宗教」「自然との結びつき」「直感」「自由」「冒険」「好奇心」「法律」「楽観主義」「寛大な心」「高次の学び」「解決策を見つける」などです。
射手座は、冒険心に満ちあふれ自由な行動力で、次々と未知なる世界へのチャレンジを試み、スケールの大きな人生を歩むことを象徴しています。
射手座の人の特徴は、動物の本能的な力と人間の知恵を併せ持ち、未知なる世界への挑戦を理解し、その冒険に心を奮い立たせます。そのため、活発で好奇心や冒険心が旺盛です。生きることは、まさに冒険そのものだと感じながら、未知のことに興味を持ち、それがどんな波乱を含んでいようと体験したいという欲求を抱きます。
楽観主義で自由な行動力を持ち、束縛を嫌います。熱しやすく冷めやすいところがありますが、探究心や向上心も強くあるので、目標を持つと、スピーディに行動します。そのバランスが良いと、未来を見据え、次々と新しいことにチャレンジし、スケールの大きな人生を歩むことができます。
その反面、理想追求のためにマイペースを貫く傾向が強いので、自己中心的になりがちです。バランスを崩すと、興味の対象がすぐに変わってしまったり、成り行きまかせになったりと、無責任な行動が目立つようになり散漫な人生を送る場合があります。
射手座の支配星は、『木星』です。
『木星』は、木星は、成功や幸運、拡大を司り、宗教や科学、哲学など深い知性を意味します。物事を大きく膨らませ、発展させる役目を持ち、社会的な成功を約束してくれる惑星です。
射手座に対応するフラワーレメディは、「アグリモニー」です。
「アグリモニー」タイプの人は、困難を感じたとき、人や周囲に敏感すぎてしまい、目の前の真実を認めることができず、うわべだけの偽善的な態度を装ってしまいがちです。
争う心を嫌うので、表面上は明るく楽観的に見えますが、精神的、肉体的に苦痛を伴うことへの不安から、本当の感情(不安、苦しみ、悲しみ、怒りなど)を意識から排除して、気にしていないふりをして、自分の本心を隠そうとします。それは、際立った繊細さと、人生を楽しみたいという、強い欲求から成り立っています。
自分の弱みや本音が他人に言えないため、内面の葛藤や苦しみから逃れるために、アルコールや薬物、過食、仕事などに溺れやすくなります。内面のバランスの崩れと同時に、睡眠障害や、気が休まらない状態、ひきつけ、痙攣、便秘、身体の痛みなどを生じる傾向にあります。
建設的な「アグリモニー」タイプの人は、心から喜びと幸せを感じられる、真の意味での楽観主義者です。堂々としていて朗らかで、温和で、逆境にあっても、微笑む能力を持っています。それは、『人生に耐える方法』を心得ているからです。
目の前の問題を、自己成長の糧にして、それを乗り越えられる、内面の力強さを持っています。自ら平和を作り出すことができ、出会う誰の心も喜ばせることができる人です。
「アグリモニー」は、『自然な態度と誠実な態度を取り戻す』ためのレメディです。真実に目が向けられず、自分をごまかしたり、現実逃避をしたりする癖などに効果を発揮し、自分自身や他人に対して「より誠実になりたい」という気持ちを呼び目覚まします。
内面の気が休まらない状態を癒し、リラックスさせてより開放的にすると共に、必要であれば、あえて困難な状態に挑み、葛藤に耐えられるようにサポートしてくれます。
また、満月の時期は『女性ホルモン』のバランスを崩しやすく、感情や情緒が不安定になりやすいようです。イライラしたり、衝動的な行動をとってしまいそうな時の対策には、過度の緊張から心を解放してくれる『レスキューレメディ』がオススメです。
パワーストーンをお持ちの方は、月光浴をさせて浄化とエネルギーチャージをするのもおすすめです。