水瓶座で起きる月食の活用法

週末には、台風12号が接近してきます。関東にも接近した後、西日本に軌道が変わって進むと気象庁の気象予報で発表されています。

 

月の満ち欠けでは引力の強い満月なので、大潮になります。地盤が弛んでいる場所や、水辺に近い地域では、十分な備えをして警戒してください。

 

先日の西日本豪雨での被災した地域の皆様へ心からお見舞い申し上げます。そして、今回の台風の影響が大きく及ばないことを心から祈っています。

 

28日の満月は、水瓶座での皆既日食になります。今年は1月31日に続いて、7月28日(土)未明に2回目の皆既月食が水瓶座で起こります。

 

月食には、一部だけが欠ける『部分月食』と、全てが欠ける『皆既月食』があります。

 

このとき、太陽と月が地球を挟んで並びが一直線(180度の配置)になり、月が地球の影にすっぽり入るので『皆既月食』になります。

 

次に皆既月食がよく見られるチャンスは、4年後の2022年11月8日と、8年後の2026年3月3日になりそうです。

 

今回の皆既月食は、7月28日3時25分~5時57分頃まで起き、食の最大は5時22分頃になります。ただ、月食の途中で明け方になり、地平線上に沈む月没(月入帯食)になるので、日本国内で比較的に見える地域は、沖縄や九州地方になりそうです。

 

水瓶座の満月『月食』が、私たちに教えてくれることを解説いたします。

 

水瓶座の月食の影響は、約6ヶ月に及び私たちに「人への嫉妬心や物に対する執着を手放す」ということを学ばせるでしょう。

 

この水瓶座の月食は、この世で築いたお金や所有物は、死後の世界には持ち込むことができない真実を学ばせようとするので、固定概念にとらわれず自由な未来へと突き進む潜在意識を目覚めさせます。

 

そのため、世間の月並みな社会的成功には満足せず、個性的でありたいという欲求が強まるでしょう。私たちが生きている間に所有できるのは、生かされている間の『時間』だけです。その期間に、あらゆる経験を積み、人として熟達をし、自己成長(魂の成長)を試みているのです。

 

自分や家族だけのことを考えて行動する姿勢を改め、人類全体を意識して行動する人への変革が始まり、地球レベルで物事を考えられる人になるよう促されるでしょう。これまでの自然災害や、不安定な社会情勢などを経験することによって、人々の意識が自分や自分の家族を大切にするという狭い集団認識から、社会的な集団意識へと広げることになるでしょう。

 

水瓶座の特徴は、自由と個性、改革を重んじ、ネットワークを大切にします。どんな人とも壁を作らないので、人々の意識を血族から地球家族(=地球的意識からの人類愛を学ぶ)へと拡大するよう促していくでしょう。一人ひとりが人類愛に目覚めていくタイミングになりそうです。

 

さらに、この水瓶座の支配星は、改革、変化、オリジナリティなどを促す「天王星」ですが、今回の満月に天王星が影響を与えてきます。この天王星は、古いものを打ち壊し、新しいものを生み出す力を与えるので、あなたが抱えている問題の改革や革新を促していくでしょう。

 

そのため、この時期は、仕事環境での変化が起きやすいでしょう。今のあなたが、わがままで自意識過剰、所有欲が強く、嫉妬深いのであれば自らを解放する、あるいは、そういう人たちがいる環境に身を置く場合にも、ものごとに執着しないことの大切さを学ぶために、何らかの出来事を体験するかもしれません。

 

『人を支配する』という不健全な関係に陥ることなく、自由人同士として、深く親密な関係を築けることを理解できるチャンスです。そのため、それまでの上司や目上の人との関係が急変し、それにより何らかの形で仕事環境を変える人や、自立的な立場を選ぶ人もいるでしょう。

 

水瓶座の月食が教えてくれる最も大切なことは、

 

個人レベルで物事をとらえるのではなく、人類全体を意識して行動することです。

 

それは狭い価値観にとらわれず、自らが意識の拡大に努め「地球レベルでものごとを考えられる人」を目指すということです。決して、独占欲にとらわれて、狭量な視野からものごとを捉えて行動してはならないのです。

 

もし、あなたが自覚なく独占欲にとらわれたなら、あなたの魂は永遠に成長する機会を失います。常に他者への嫉妬心に支配され、心からの歓びを手にすることない人生を送るかもしれません。

 

水瓶座の月食の影響を活用するには、目の前に展開する状況や人との出会いを抵抗せず、受け入れる気持ちが大切です。今のあなたの執着心を完全に手放すことができると、宇宙エネルギーがこの先のあなたの人生を応援してくれるでしょう。