蠍座満月の活用法

 

GWの真っ最中ですが、今日は4月の最終日です。月のリズムでは、09:58に蠍座で満月を迎えました。

 

現在の蠍座の位置には、木星が位置して逆行を続けています。そこに、月がお邪魔する感じです。

 

蠍座の木星の影響が月に及ぶことになるので、ここしばらくは、特定の人や集団・組織と深く関わることに関心が向き、私たちの感情や情緒に影響が表れやすくなります。

 

ただ、木星の逆行の影響は、自分の気持ちをオープンにしづらく、物事を楽観的に考えることができなくなるので、多少の戸惑いを感じるかもしれません。

 

それでも、この時期は、1つの分野を徹底して探求したいという欲求が強まるので、専門的なスキルを身につけていくには良いときです。また、身の回りの人間関係を見直してみましょう。心から信頼できる関係を築きたいのであれば、その人との間に共通点を見出し、交流を楽しんでみましょう。

 

そうすることで、他の人とは分かち合えない思いも、その人とは共有することができて、絆を深められるでしょう。

 

今回の蠍座の満月は、あなたを取り巻く人間関係のあり方を、健全で情愛に満ちた絆で結ぶチャンスを与えてくれます。あなたの気になる相手との関係の深さや信頼性、継続性など、何か問題があれば、それを根本的に修正させるよう促してくるでしょう。

 

蠍座の支配星である「冥王星」が、物事の始めと終わり、個人ではどうすることもできない時代の流れや、潜在している宿命的なもの(カルマ)を司っています。また、不思議な魅力やカリスマ性を与えてくれます。

 

その冥王星の影響が及ぶこの時期は、試練はあるものの、人生が好転するチャンスに恵まれています。4月23日~10月1日(約5ヶ月半)は、冥王星が逆行しています。そのため、「過去を振り返る」エネルギーが強まるので、新しいことを始めた人は、前に進みたい気持ちと過去を振り返る気持ちが交差して、混沌とした気持ちを感じやすくなるでしょう。

 

これは、私たちの意識を超えるエネルギーなので、物質的にも、経済的にも不自由していなくても、何となく空しさや虚無感を感じるということです。それは何故かというと、無意識に私たちは魂が充足する生き方を内面に求めるようになるからです。これが、蠍座の月と関わって、気持ちの通じる、心から信頼できる人と結びつきたいという欲求を強めるのです。

 

今回の蠍座の満月ワークでは、

 

「誤った考えを持っていないか」

「何かを自分の都合で正当化していないか」

「楽観的に手を広げていないか」

「私生活がルーズになっていないか」

「面倒なことから逃避していないか」

「浪費していないか」

 

など、振り返ってみましょう。

 

蠍座の満月から牡牛座の新月までに行動すると良いことは、

 

○他人に対する猜疑心や妬みを手放す

○極端な考えや思い込みの激しさを手放す

○意識的に気分転換をする

○無意識に人をコントロールする癖を改める

○人を裁くことをやめる

○金銭管理の苦手意識を手放す

○婦人科の検診を受ける 

 

など、意識的に自己解放してみましょう。

 

現状、あなたが人生に不満を感じ、その人生を好転したいと願うのであれば、この先での「人生の目的」を明確にする必要があります。

 

これからの人生を好転させるには、根本的な問題が浮上してきます。その何らかの問題は個人的なもので個々により異なりますが、この条件付き問題を乗り越えるには、人生の目的がハッキリしていないと、その試練に太刀打ちできず、ただ混沌とした人生を過ごしていくことになるかもしれません。

 

私事ですが、先日の12星座の始まりである牡羊座の新月では、出雲大社へ参拝することができ、この先の種蒔きをしっかりして参りました。

 

皆様とのご縁も、これからも大切に深めていきたいと思います。そこで、これから島根県に行く予定のある人に、とっておきの隠れスポットをご紹介いたします。

 

出雲大社の正門前(勢溜前)にある「ご縁横丁」に、ご縁しめ縄体験工房が新設されました。ここは、出雲大社「神楽殿」に架けられている日本一の大しめ縄を製作している、島根県飯石郡飯南町の藁(ワラ)を使い、自分だけの特別なしめ縄(ストラップ、ピンバッチ、ミニしめ縄など)が作れる体験工房になります。

 

今年は、出雲大社の遷宮最終年です。その記念行事として、神楽殿にある大しめの縄架け替えが7月に予定されています。飯南町にある大しめ縄創作館では、その大しめ縄作りの真っ最中です。

 

この場所では、知る人ぞ知る大しめ縄に使用されているものと同じワラで、願掛けができる隠れスポットが設置されています。

 

ワラを1本持って、願い事を心で念じて設置場所に結びつけると、新しい大しめ縄の中にワラが入ります。飯南町の大しめなわ創作館に行くには、ちょっと遠すぎるという人は、正門前にあるご縁横丁のご縁しめ縄体験工房がお勧めスポットです。

 

同じワラを使って、オプションで自分の好きなパワーストーン(誕生石やチャクラ対応のカラーストーンなど)を付けて、特別なお守りが作れます。気持ちを込めて作ったしめ縄を身につけて、出雲大社を参拝すると、ご利益が増しそうです。

 

私が訪れた2週間前に一人旅の男女が、この体験工房で出会って意気投合し、カップルになったというお話を伺い、さすが出雲の「ご縁」スポットだと驚かされました。GWやお休みに出雲へ行く予定のある人は、是非、隠れスポットで「ご縁」を引き寄せてみましょう。