水瓶座の新月「日食」の活用法

2月16日は、新しいサイクルが始まる「新月」、暦上では1年の始まりである旧暦の「元旦」です。そして、このタイミングに自由で既成概念にとらわれない先鋭的な特性をもつ水瓶座で「部分日食」が起きます。食が始まる時間は、03:55、食の終わり時間は、07:47になります。最大の食時間は、05:51です。

 

今回は南米の南部と南極圏の範囲で起きるので、日本で観察することはできないのですが、日食が起きる地点の距離が地球に近いため、多大なエネルギー(電磁波)の影響が及ぶことになるでしょう。また、私たちの意識が向上するために必要な魂の学びを促し、潜在意識(霊性)にも大きな影響を与えることになります。

 

新月や満月では、地球の引力が強まるため、地殻変動が起きやすくなります。この時期は、気圧や天候が乱れやすく、様々な自然現象が起きやすくなります。それらの現象を通して、より私たちは自然災害に対する対策への意識が高まり、個人主義ではなく相互扶助の関係を重視し、助け合いのできるコミュニティ活動に参加する動きが始まっています。

 

スピリチュアル的な視点での日食の影響は、『他人に与える、あるいは他人と分かち合う経験』として、宇宙があなたに与えた特殊能力です。それは、この世で個人が目指す人生の目的(魂の目的)となります。

 

あなたの魂が地球に滞在している間に、宇宙が求めるバランスを、地上にもたらすために発揮するべきエネルギーが、生まれる時にあなたの潜在意識に組み込まれたものです。あなたの生まれる直前に起こった日食がどの星座で起きたかによって、あなたがこの世で関わる人生テーマが決まります。

 

その日食星座が司る分野で、あなたは他者よりも優れた能力を発揮することができるのです。他者よりも秀でている特殊な能力を生かすことができると、人生上の試練は軽減されていきます。さらに、宇宙はあなたの「個人の成長」と、地球全体を覆う「意識領域レベルの向上」を約束しています。

 

今回起きる水瓶座の日食は、「人生の中での幸運や不運、健全な人間関係は全て自分で作っていること」を理解するチャンスを与えてくれます。私たちは、人生をより良く洗練された状態で生きたいと願うとき、自分の行動を振り返り、経験から学んで次に活かすことができるようになります。

 

その経験を重ねていくと、よりバランスのとれた人格に成長することが可能であると気づきます。本来の自分(魂=宇宙の意思)と繋がると、ひとりの人間に対する普遍的で自由な友愛を持つことができます。魂の導きにより、人に優劣はなく平等であることを理解でき、人を支配してコントロールするような不健全な関係に陥ることなく、お互いに対等で尊重し合える健全な関係を築くことができるのです。

 

他者をきちんと尊重できる人格を身につけることができると、あなたは快適な人間関係の中で人生をより良い方向へ進んでいくでしょう。

 

あなたの人生に予想外の出来事が降りかかってきたときや、人生の浮き沈みに対する受け止め方、能力や環境の限界に対処する方法、心の内なる声を聞く方法など、目に見えない内なる世界を受け入れて大切にすることを学ぶよう導いてくれます。

 

何となく人生に空しさや無意味さを感じる人は、精神性(霊性)を磨く精神世界を通して、心の平安を得られるでしょう。この時期、物質界や社会的成功などの俗世間を超越した精神世界に触れることで、宇宙エネルギーと繋がるチャンスです。

 

瞑想を通じて、あなたの心の内側にある魂(宇宙の意思)と繋がってみましょう。そうすると、心の内から自然に豊かなインスピレーションが湧き上がってくるでしょう。

 

そのインスピレーションに従っていくと、これまでの小さな世界枠での人生経験を解き放つ、新たな経験が引き出されていきます。それを通して、あなたは何ものにもとらわれず、人や物事に執着しないことの大切さを学び、自分が自由になったことに気づくようになります。

 

あなたは、自然に自分の魂が宇宙的意識と繋がることを覚え、理想の自己実現を果たすために必要なことを段階的に学べるようになっていくのです。

 

是非この時期、一人になる時間を作って、誰にも邪魔をされない空間で静かに瞑想を行い、宇宙の意思に身を委ねてみてください。

 

きっと、何か素晴らしいインスピレーションが湧き上がってくることでしょう。