今日は新月ですね。
梅雨前線が太平洋沖を移動していますが、新月の影響なのでしょうか、、、関東の一部地域で、ヒョウが降ったり、突風が起きて家が崩壊したなど、自然被害がニュースなっています。
今回の新月では、15日に水星の水星食(月が水星を覆ってしまう現象)も起こっています。
複数の惑星が、地球と一線上に並ぶことにより、引力や電磁波などの影響から、地球上の大気にも影響が及んでいるようです。
水星は、知性やコミュニケーションを司る惑星です。さらに、その水星食や、新月が情報や通信などを象徴する「双子座」で起きています。
そういえば、Skypeがなかなか繋がらなかったり、繋がっても切れたりと、原因のわからない不具合が何度もありました。昨夜のインターネットが繋がりにくかったことも、水星食が関わっていることが理解できます(笑)。
このように、宇宙の摂理は地球上の私たちの生活環境をも支配しているのです。
月は、特に無意識の領域に作用します。理由なく気持ちが不安定になるときがあります。
いつもは動じないことでも、何故かその時は、いつもと違って気持ちが落ち込んでしまうようなとこが、あったりしませんか?
私たちの「感情や情緒」「身体的な作用」を司る月が、他の惑星との位置関係において、影響を及ぼす配置になっていることがあります。
そういう時は、あまり深刻にならず、今はそういう時(48時間)なのだと理解できると、ストレスが溜まらないでしょう。
さて、先月の牡牛座の新月では、出雲で藻塩づくりの体験ができました。
廃校になった小学校の敷地内に、木造立ての塩炊き工房があります。
工房の塩釜や藻塩の乾燥機などは、全て手作りで揃えられています。
海水も船で沖の海に汲みにいかれ、タンクから塩釜に移すポンプシステムも手作りです。
私は、お膳立てされた釜に入った海水を、ただひたすらかき回すだけの作業ですが、これには、コツ(熟練された技)が必要なようでした。
何度かお手本を見ては、その通りにやっているつもりなのですが、塩が隅に寄ってしまうため、なかなか上手くかき回すことができません。力を入れると、へっぴり腰になってしまいます。
本来は、力を入れずに海水の対流をつくり出し、塩釜の中の海水の流れを止めないようにするのですが、素人には難しい作業です。それに、塩釜の下は1000度を超える熱気です。次々に薪をくべて、塩釜いっぱいの海水の水分を飛ばしています。
蒸発する煙が顔や身体を覆うので、わずか数分で汗だくになり、かなり体力を消耗しますが、工房の人たちは殆ど休まず、交代で海水が塩の結晶になるまで煮詰めていきます。
時間にすると、海水が沸騰してから約8時間位は、塩釜から離れられないそうです。薪をくべながら、薪が無くならないように屋外で薪割りをして、塩釜の作業といった、一連のハードな行程をこなされています。
因みに、薪は小民家などの廃屋を撤去したときに出る廃材をリサイクルされています。
ちゃんと、自然保全のエコも考えられているのですね。
ある程度まで水分が蒸発した状態になると、アラメという海藻を煮出して作ったエキスを大量に投入します。再び、エキスが入った量だけの水分が加わるので、そこから再び水分が蒸発するまでかき回す作業になります。
水分が抜けるほどに、かき混ぜる力が必要になります。こんな経験は、何度もできないので頑張ろうとしたのですが、大量の塩の重みで太刀打ちできませんでした。さすがに、工房の方は手慣れた手つきで、手際よく混ぜられていました。
そして、皆の協力のもと、牡牛座の新月パワーが入った、出雲の「藻塩」が完成しました。
牡牛座の象徴するものは、五感(「視覚」「味覚」「嗅覚」「聴覚」「触覚」)を刺激することや、
「自然との調和」「物質的な豊かさ」「確かな基盤」「堅実な努力」「自己信頼」などがあります。
牡牛座が支配する身体部分は、「喉」「あご」「首」「甲状腺」「声帯」などがあります。
お塩は、昔からお清めに使われるように、浄化パワーが絶大です。さらに、アラメエキスの入ったミネラルが豊富な「藻塩」で、美容&健康法をおこなっています。最近の私のマイブームですが、毎朝コップ1杯の白湯に、この「藻塩」をひと摘み入れて飲んでいます。「藻塩」は、塩味が強くなく、うま味成分が多いので、口当たりがまろやかです。料理に使うと、素材の美味しさを引き立ててくれます。白湯は、「藻塩」を入れると薄めのお出汁を飲んでいる感じになります。
インド伝承医学のアーユルヴェーダでは、白湯はバランスの取れた消化剤と言われているそうです。
日本でも昔から、消化に負担がかからない飲み物として、赤ちゃんからお年寄り、病気のときのお薬のお供として重宝されていました。
最近「白湯は、ダイエットに効く」ということで健康法や美容法として、著名人をはじめ、広く試されているようですね。
ティクレでは、こちらの工房さんのご協力のもと、「新月の藻塩」と「満月の藻塩」をつくって
皆さんにご提供できるよう、計画中です。
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