6月23日は満月です。

今回は、一年で最も地球に近い満月「スーパームーン」になります。


6月23日(日)の 20:32 は、山羊座(やぎ)座に位置する満月です。


この時刻から、48時間以内がワークに適している時間です。(ボイド時間除く)

*もっとも有効な時間は、8時間以内といわれています。


今回のボイド時間は、以下になります。  

 

6/25(火)11:23 ~ 16:27(山羊座のボイド時間)


今回の山羊座のボイド時間は、満月ワークに適する48時間以内の、後半での5時間なので、ワークへの影響はさほどないかもしれません。ただ、その時間帯では、視野が狭くなりやすく、自分の意見にばかり固執する傾向が高まります。

 

そのため、常識や固定観念、責任感などが強くなり、自分や周りを責めたりと、厳しくなりがちです。また、緊張が高まったり、感情の起伏が激しくなったり、訳がわからず憂うつになってしまったりと、情緒も乱れやすくなるので気をつけましょう。


ここでもう少し、『スーパームーン』について触れておきます。月の軌道は、楕円形を描いて地球の周りを公転しています。そのため、月は地球から遠くなったり(遠地点)、近くなったり(近地点)しながら、約29日間で地球の周りを一周しています。

 

そして、最も地球に近づいた「近地点」において、月が満月を迎えると、月の引力が強まり、その影響から地球上では大気が乱れやすくなり、過去の事例においても、地球全体で気象や奇怪な自然現象(火山の噴火や地震、津波、竜巻、台風など)が起こることが多いようです。(災害によるストレスケアについて

 

では、私たち人間への影響はというと、欲求が高まり、普段とは違った情緒になりやすいようです。そのため、犯罪記録によると、満月に起こる犯罪率は、普段よりも高まるといった傾向があるようです。特に不快な犯罪は、極めて満月の時期に起こるようです。

 

『スーパームーン』においては、人種間での緊張が高まり、暴動が勃発したり、虐待や性的な犯罪などといった、さまざまな暴虐非道な事件が起こっているようです。けれども、『スーパームーン』とプラスの同調ができれば、強力な浄化エネルギーや、山羊座の特徴の良い面のエネルギーを受け取ることができます。


『スーパームーン』は、地球を引っ張る引力がとても強く、海の水だけではなく、陸地も引っ張ります。この力により、月の真向かいにあたる海面が盛り上がり、そこが満潮になります。そして、地球の反対側では、陸地が強く引っ張られ、海水が地球の表面から離れて盛り上がるため、ここでも満潮になるので、地球全体に、その絶大な影響が及んでいると言えるでしょう。

 

個人レベルにおいても、その影響は強く現れるようです。月は、私たちの無意識(潜在意識)に働きかけます。私たちが気づかないうちに、満月の影響を受けた感情から、良くも悪くもその態度や行動をしがちです。

 

月が及ぼす私たちへの影響を、プラスに発揮することで、心と身体や精神のバランスを調整することができます。無意識を意識化して、プラスの思考を持つことで、夢や目標を実現させることが可能になります。まずは、手放したいマイナス感情を解放していきましょう。

 

満月の時期は、新月に立てた目標が成熟します。緊張感や不満感が一気になくなり、脱力ムードになる時期でもあります。そのため、満月の感謝ワークや、瞑想などを行いながら、自分を客観的に見つめやすくなれるでしょう。

 

6月9日の双子座の新月で立てた目標を、もう一度思い返してみてください。目標がが達成している場合は、宇宙の法則(エネルギー)や周りの人たちに、感謝を忘れずに前進してみましょう。

 

そして、目標が実現しなかった場合は、目標の内容に無理がないかどうか、目標を達成するための行動ができているかどうか、その原因を分析したり、代替案を考えたりするとよいでしょう。


満月は、浄化パワーが強いときです。(※特に、今回の『スーパームーン』のエネルギーは絶大です。)自分に必要がないもの、必要なくなったものを手放す「解放ワーク」をするとよい日といわれています。(ダイエットをはじめるとか、断捨離をするとか、影響されているものなど) 

 

また、財運を上げるための「金運アップワーク」をするのもよいです。


山羊座に関係する解放テーマは、

 

「未知への恐怖」「悲観主義」「厳格さ」「自己否定」「自己正当化」

「融通が利かない頑固さ」「打算的」「冷淡」

 

などです。

 

これらのマイナス感情を抱いている人は解き放つようなお願いをするとよいでしょう。


山羊座が支配する身体部分は、

 

「骨」「関節」「膝(ひざ)」「胆のう」「皮膚」などがあります。

 

これらに関係する症状に、

 

「関節炎」「リウマチ」「胆石」「乾癬(かんせん)」「かゆみ」「にきび」

 

などがありますので、この辺が気になる方は、改善できるように願うとよいでしょう。

 

また、山羊座は「歯」も象徴するため、この時期にデンタルケア(定期検診や歯石取りなど)を行うこともオススメです。清潔感のある口元をアピールすると、周りへの好感度がアップするでしょう。

 

また、この時期にお肌のお手入れを、いつもより念入りにしてみてください。美白パックやマッサージをすると、お肌への効果が高まります。夏本番に向けて、紫外線対策も怠りなく、美意識を高めて自分を磨きましょう。

 

また、山羊座に関係する象徴キーワードは、

 

「責任感」「誠実」「現実的」「賢明」「忍耐力」「野心的」「常識的」「成功願望」

「慎ましさ」

 

などです。

 

山羊座は、勤勉で野心が強く、目標に向かってコツコツと進む、意志の強さを象徴しています。月が山羊座にある時期では、成功願望や責任感が強くなり、個人的な遊びよりも仕事や勉強を優先する傾向が強くなります。

 

目標を達成するための、行動ができているかどうかを確認するには、良い時期です。実務能力に優れる時期なので、今までの計画に無理が生じていたり、誤りがあった場合は、もう一度計画を立直すには、良い時期になります。

 

現実的に達成できるように、計画を見直すことも成功への近道になります。広い視野を持ち、狭い考えに固執しないように心がけましょう。また、対人関係においては、感情表現がクールで抑えめになりがちです。

 

他人と親しい関係を築く際には、勇気を出して、素直に自分の気持ちを表現するように、意識してみましょう。そうすると、良い成果を得られやすくなります。


山羊座の支配星は、『土星』です。

 

土星は、縮小、制限、拘束、節制を意味し、困難や試練を与えると共に、それらを乗り越えるための、忍耐力や思慮を与えてくれます。努力、堅実、実務能力を司ります。


山羊座に対応するフラワーレメディは、「ミムラス」です。

 

「ミムラス」タイプの人は、素質に敏感さと傷つきやすさがあるため、過去の経験から来る不安定な気持ちを引きずることで、不必要な恐れを抱く傾向があります。自己イメージが弱いので、すぐ不安になったり、ある事柄を極端に恐れたり、あるいは何かに脅えてしまいます。

 

痛みも他の人よりも感じやすいため、神経の細やかさがセンサーとなり、日常生活の中に保障と安定を求めているので、常に慎重かつ注意深く、自分に危害が及ばないかを点検しています。

 

自分が、いかに敏感に、危険に反応しているのか、あるいは、過剰な危機管理をしているのかには気がつきません。また、内向的で引っ込み思案です。個人的な弱さを気にするので、特に高い社会層の人の中にいて、評価されないことへの不安や貧困への不安、喪失への不安などを抱きます。

 

自分が求めているものを、きちんとわかっているので、求めているものが得られないことを、常に恐れて生きています。


建設的な「ミムラス」タイプの人は、この世に起こる全ての出来事や苦しみは、どれも一過性のもので、最終的には安定した秩序に従って癒されるものである、という確信を持ち、前向きに受け止められる強さがあります。

 

そのため、どんなことにも挑戦して、粘り強く落ち着いた態度で、目的をやり遂げます。自己の勇気は、人生を継続的な自己防衛なしに生きようと努める『本当の強さ』(恐れに立ち向かう心の準備を意味していること)を知っている人です。


「ミムラス」は、『恐れや不安、心配などの息苦しさから解放される』ためのレメディです。実際に感じている恐れや不安と向き合い、何らかの教訓を学びとり、危険を正しく判断する能力を高め、それらを克服する勇気を与えてくれます。

 

また、同じ問題を抱えている他者に対する理解や、思いやりが高まります。恐れが原因で身体症状が出たり、身体症状が悪化している場合、補完療法として使用すると効果が得られます。新しい環境を怖がる子供やペットにも効果が期待できます。

 

性格的に現れる症状では、内気、臆病、引っ込み思案、あがり症、人見知り、人づきあいが苦手などをサポートしてくれます。


また、満月の時期は『女性ホルモン』のバランスを崩しやすく、感情や情緒が不安定になりやすいようです。イライラしたり、衝動的な行動をとってしまいそうな時の対策には、過度の緊張から心を解放してくれる『レスキューレメディ』がオススメです。


パワーストーンをお持ちの方は、月光浴をさせて、浄化とエネルギーチャージをするのもおすすめです。今回は、地球に大接近する『スーパームーン』の浄化パワーを上手く吸収してくださいね。


※満月ワークの方法は、「満月の解放ワークと感謝ワーク&金運アップワーク」をご参照ください。