4月26日は満月です。

今回の満月は、めずらしい月蝕(4月26日(金)の 04:57~05:24)がある満月になります。残念なことに、関東地域では肉眼で見ることが難しいようです。


月蝕が影響を及ぼす宇宙エネルギーは『自分が受け取る経験』です。この時期に生まれる生命(魂)は、月が位置する星座のエネルギーを受け取り、現世で魂を磨くために『取り組みたいと考える課題』を持って生まれてくるそうです。

 

これは、個人的な運命であり、その人が独自にたどるべき進化の過程を意味するそうです。私たちの身体は、この『課題を持って生まれてくる魂』の受け皿です。同時に、身体には先祖代々の遺伝子が組み込まれ、遺伝的記憶の情報も集積されています。

 

さらに、人類の集合的過去と現在を融合させる、受け皿になっているそうです。このことからわかるように、現世において魂の課題を成し遂げるには、自己中心的な振る舞いでは、魂を磨くことができません。

 

『魂を磨く』ということの意味は、宇宙から授かった自分の才能や能力を、他人のために使うということです。その行いができるようになると、魂の成長は早く進んでいくようです。


月は、私たちの無意識(潜在意識)に働きかけます。私たちが気づかないうちに、満月の影響を受けた感情から、良くも悪くもその態度や行動をしがちです。

 

魂を磨いて、私たちが成長するには、まずマイナス感情を解放していきましょう。

 

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4月26日(金)の 04:57 は、蠍座(さそり)座に位置する満月です。


この時刻から、48時間以内がワークに適している時間です。(ボイド時間除く)

*もっとも有効な時間は、8時間以内といわれています。


今回のボイド時間は、以下になります。

 

4/26(金)15:56 ~ 4/27(土)20:52(蠍座のボイド時間)


今回の蠍座のボイド時間では、今までに蓄積していた不満や嫌悪が噴火しそうです。衝動的にキレた言動をしたり、油断すると、大切な秘密や情報ををつい漏らしてしまったりと、取り返しのつかない事態になることもあります。また、恋愛中の人は、独占欲や嫉妬心にも火がつきやすい時期なので気をつけましょう。

 

蠍座に関係する象徴キーワードは、

 

「深い絆」「信頼関係を築く」「愛を深める」「思慮深く」「直感的」「目的意識を持つ」

「洞察力」「探究心」

 

などです。

 

蠍座は、肉体と精神が共に深く関わり、交わり、分かち合っていくことを象徴しています。
月が、探究心が旺盛になる蠍座にある時期では、何かを追求したい欲求が高まるので、仕事や趣味、対人関係においても、何か一つのことに集中して、パワーを注ぐと成果を得やすくなります。

 

蠍座は、内向的な性質を持つため、ごく限られた人にしか、心をオープンにすることができません。感情を表情にも出しにくくなるため、「何を考えているのかわからない」と、周りに思われるかもしれません。

 

この時期は集中力が高まるので、無理して社交的に行動するよりも、一人でできる仕事や趣味にパワーを注ぐ方がよいでしょう。意中の相手がいる人は、二人の絆を深め合うことができる時期なので、ゆっくり語り合うとよいでしょう。

 

但し、ボイドの時間帯は、一方的な感情を相手にぶつけてしまい、相手も逆切れして衝突する恐れがあるので気をつけましょう。


蠍座の支配星は、『冥王星』です。

 

冥王星は、物事の始めと終わり、個人ではどうすることもできない時代の流れや、潜在している宿命的なもの(カルマ)を司っています。不思議な魅力やカリスマ性を与えてくれることもあり、その反面、突然の大変動を暗示することもあります。

 

満月は、浄化パワーが強いときです。自分に必要がないもの、必要なくなったものを手放す「解放ワーク」をするとよい日といわれています。(ダイエットをはじめるとか、断捨離をするとか、影響されているものなど)

 

また、「金運アップワーク」をするのもよいです。


蠍座に関係する解放テーマは、

 

「嫉妬」「執着心」「猜疑心」「復讐心」「残酷」「破壊的」「強引」「罪悪感」「放棄」

「コンプレックス」

 

などです。

 

これらのマイナス感情を抱いている人は、それを解放できるようにお願いをするとよいでしょう。

 

蠍座が支配する器官には、

 

「排泄器官」「生殖器官」があります。排泄器官に関わる「直腸」「結腸」「膀胱」(具体的な症状として「ポリープ」「痔」「膀胱炎」など)、生殖器官に関わる「性器」「子宮」「卵巣」(具体的な症状として「性病」「生理不順」「子宮内膜症」「子宮筋腫」「子宮がん」「月経前症候群」「ED」など)がありますので、この辺が気になる方は、改善できるように願うとよいでしょう。

 

また、蠍座は生殖器を象徴するため、性的な問題を抱えていても、なかなか打ち明けられないような人に、行動を起こすチャンスを与えてくれます。独りで悩まずこの時期に、気になる生殖器の検査や疾患治療を受けたり、パートナーに自分の悩みを打ち明けて、自分の希望を伝えたり、性に対する意見交換をすると良い成果を得られます。

 

蠍座に対応するフラワーレメディは、「チコリー」です。

 

「チコリー」タイプの人は、嫉妬深く、愛する人たちを自己中心的に所有したがります。思う人を絶えず近くに置きたがり、相手の意思とは関係なく自分勝手に拘束しがちです。パートナーや子供を愛するよりも、自分が果たせぬ願望を相手に押しつけたがります。

 

願望を遂げるためには、同情と他の義務感を悪用し、相手をコントロールしようとします。願望が思い道りにならないと、自らが被害者を演じて、同情と看護で相手を拘束しようと自己犠牲的な病気になることもあります。

 

一見、相手の幸福を願って手助けしているように見えますが、実は、利己的な利点から行動しています。人からの関心を自分に引きつける欲望が強いため、それが満たされていないと不安と恐れに苛まれ、バランスを崩してしまいます。


建設的な「チコリー」タイプの人は、人の幸福に直接関わることで、自分も生き甲斐を感じ、人と喜びを共に分かち合い、自分自身の心を温めます。自分自身を助けるために、人を助け、慈悲深く見返りのない無償の愛を注ぎます。

 

『人を愛し、愛される人』という、理想的な愛の意味を知っているので、バランスの取れた愛情表現で接することができ、内なるもの(心/精神/魂)が喜びで満たされています。


「チコリー」は、『本当の愛に気づく』ためのレメディです。愛が、手段や目的の介在しない『生きる喜び』から生じていることを気づかせてくれます。愛は、働いて手に入れることも力ずくで奪うこともできないと認識させ、病的な利己主義、感情的依存、感情による暴力的な支配、脅迫、自己憐憫を緩和するので、人間関係やパートナー、子供との問題の改善をサポートします。

 

愛情深く、相手を縛らない人間関係を築けるように、恋人や夫婦関係、神経症的な親子関係の改善(親離れ、子離れのようにお互いの自立心を育てる)によく使われています。また、物に対する執着心の改善にも役立つので、手放したい対象物があるときに効果があります。


また、今月の 4月10日 の牡羊座での新月ワークで願ったことを、もう一度思い返してみてください。願い事が叶っていれば、感謝を忘れずに前進してみましょう。また、叶っていない願い事は内容に無理がないかどうか、願いを叶えるために自らが行動しているかどうか、再考しながら見直しをするチャンスです。


女性の方は、満月はホルモンバランスを崩しやすく、情緒不安定になりやすいようです。イライラしたり衝動的な行動をとってしまいやすいので注意しましょう。そんなときは、レスキューレメディで対応するのもよいでしょう。

 

また、パワーストーンをお持ちの方は、月光浴をさせて浄化とエネルギーチャージをするのもおすすめです。


※満月ワークの方法は、「満月の解放ワークと感謝ワーク&金運アップワーク」をご参照ください。