9月30日は、『中秋の名月(満月)』です。

9月30日(日)の 12:19(お昼)は、牡羊座に位置する満月です。


この時刻から、48時間以内がワークに適している時間です。(ボイド時間除く)

*もっとも有効な時間は、8時間以内といわれています。


今回は、48時間以内のボイド時間はありません。

 

日本では、旧暦でいう『7月~9月が秋』となり、旧暦の8月15日(今年は9/30)の「十五夜」は、『秋の真ん中の満月』となることから、『中秋の名月』といわれ、奈良時代には宮中などでは、「お月見の宴」を開いていたと歌集などの書物に記されているそうです。

 

元々、『中秋の名月』を鑑賞することは、中国から伝わってきたようです。


昔の人々は、月を神聖なる神としてあがめ、秋の収穫時期には、五穀豊穣を祝い感謝するお祭りをしていました。余談ですが、旧暦の9月13日は「十三夜」と呼ばれ、「十五夜」の後にもう一度、お月見をする習慣があったようです。

 

縁起担ぎなのかもしれませんが、どちらか一方だけのお月見は、『片見月』として忌み嫌われていたようです。

 

牡羊座に関係する象徴キーワードは、


「開拓」「トップを目指す」「勇気」「情熱的」「エネルギッシュ」「野心的」「積極的」

「ストレート」「挑戦的」「明朗」「エキサイティング」


などです。


牡羊座の人の特徴は、燃え上がる炎のように情熱的で、直感的なひらめきに従って行動する大胆さがあります。そして、物事を始める際には、自らが先頭に立ち、積極的な行動で周囲の人たちをリードしていくことが、とても得意です。

 

その反面、変化のない同じ状況を維持させることや、協調性には欠けるので、周囲に自分を合わせることには、やや不得手です。

 

牡羊座の支配星は、『火星』です。


火星が象徴するものは、社会の中で生き抜くための、前向きな意志の力を表します。

それは、自分の欲求を満たすための原動力である「情熱」「積極性」「行動力」などの他に、

「競争心」などの攻撃的な闘争本能や性的エネルギーもあります。 

 

満月は、浄化パワーが強いときです。自分に必要がないもの、必要なくなったものを手放す

解放ワーク」をするとよい日といわれています(ダイエットをはじめるとか、断捨離をするとか、影響されているものなど)。また、「金運アップワーク」をするのもよいです。

 

牡羊座に関係する解放テーマは、


「短絡的」「軽卒」「短気」「せっかち」「闘争的」「考えなし」「攻撃的」

「サディスティック」「衝動的」「うぬぼれ」「自分勝手」


などです。

 

牡羊座が支配する器官は、


「頭」「頭皮」「顔」

 

などです。これに関連する症状として、


『頭痛』『めまい』『にきび』『吹き出物』

 

などがあてはまります。

 

牡羊座に対応するフラワーレメディは、「インパチエンス」です。


「インパチエンス」タイプの人は、その特徴的な気質(短気で、落ち着きのない気質)から、周囲の人や物事が動く「テンポの遅さ」に、苛つくことが頻繁にあります。

 

それは、頭の回転が良く、物事を素早く考えて行動し、周囲の誰よりも早く処理したいと思うことから、誰かに自分のペースを邪魔されたり、作業がうまく進まない状況になることが、一番のストレスになってしまうからです。

 

このタイプの人は、周囲の誰よりも早く新しいことに挑戦しようとしますが、グループワークにおいては、忍耐力や協調性に欠けるため、他者のサポートが受けられない状況を、自らが招いてしまいがちです。物事が上手く進まないことを人のせいにして、他人の粗探しをするので、周囲から孤立してしまうことが、しばしばあります。


また、『焦り』を非常に恐れているため、いつも時間が足りないと感じながら、落ちつかない生活を送ってしまいます。


このような偏りのある思考と、神経質な態度で時間が経過すると、身体的にもバランスが崩れてしまい、神経系障害や痙攣、睡眠障害、集中力の欠如、高血圧、かゆみ(特にアトピー性皮膚炎のような神経性皮膚炎)、硬直などの症状が現れやすくなります。

そのような症状が現れたり、イライラや焦りを感じる時には、「インパチエンス」がその状態を解放するのに役立ってくれることでしょう。

 

前向きな「インパチエンス」タイプの人は、他の人に比べ頭の回転が早く、物事の関連を素早く理解し、どうすれば良いかの判断や決断も早いので、素早く行動に移せます。また、計画を立てると、目標に向かって勇気ある行動がとれます。

 

気持ちが前向きであれば、自分が失敗やミスを犯しても、人のせいにはせずに、自己責任を負うことができます。また、問題を素早く検討するために、必要な時間や周囲のサポートを、焦りや苛立ちを感じずに、受け入れることもできるようになります。

 

それにより、身体的にもバランスがとりやすくなります。

 

今回のワークの前に、先月の9月16日のおとめ座での新月ワークで願ったことを、もう一度思い返してみてください。願い事が叶っていれば、感謝を忘れずに前進してみましょう。

 

また、叶っていない願い事は、内容に無理がないかどうか、願いを叶えるために自らが行動しているかどうか、再考しながら見直しをするチャンスです。

 

女性の方は、満月のときは、ホルモンバランスを崩しやすく、情緒不安定になりやすいようです。イライラしたり、衝動的な行動をとってしまいやすいので注意しましょう。

そんなときは、レスキューレメディで対応するのもよいでしょう。

 

また、パワーストーンをお持ちの方は、月光浴をさせて、浄化とエネルギーチャージをするのもおすすめです。

 

夏から秋へと気候が変わるこの時期は、夏にエネルギーを消耗し過ぎた人には、疲れが身体症状として出やすくなります。朝晩の冷え込みが、呼吸器などに影響して、体調を崩す原因にもなりますので、季節に身体が慣れるまで、体調管理には気をつけましょう。

 

今回は『中秋の名月』ですので、お天気が良ければ、美しい十五夜を愛でながら、五穀豊穣を願い、飢えに苦しむことなく、生活ができていることに、感謝してみるとよいと思います。