生理周期と更年期に伴うストレス

女性の身体は男性の身体に比べると、成長に伴い複雑な変化をし続けます。

 

それは、女性の子宮や卵巣などが思春期に入ると、ホルモンの働きによって

大きくなり、排卵がはじまります。さらに、成熟期には、ホルモンの分泌が

盛んになり、妊娠するための機能を安定させ、出産が可能な身体へと変化を

遂げます。

 

そして、成熟期から更年期に進むと排卵がなくなり、子宮は萎縮をはじめて小さくなります。やがて、老年期を迎えることになります。

 

これらの女性特有の身体の変化の中で、個人差はありますが女性の8割近くが、何らかの身体の不調や心の変化を感じています。 

 

生理のある時期(思春期・成熟期)に、イライラしたり、落ち込んだり、肌荒れや吹き出物、むくみ、胸のはり、下痢や便秘、頭痛、腰痛などの不調を感じたことはないでしょうか? 

 

生理前の210日間に集中して不調や緊張を繰り返すような場合は、月経前症候群(PMS)の疑いがあるかもしれません。 生理周期の目安ですが、個人差があるものの約2535日です。周期が46日以上と長かったり、逆に24日以内と短かったり、生理周期にばらつきがあるような場合は、生理不順の疑いがあるかもしれません。生理中の頭痛や下腹部の痛み、下痢や便秘、吐き気や目眩、落ち込み、苛立ちなどによって、日常生活に支障がある場合は、生理困難といわれています。 


30歳代後半~40歳代前半頃、徐々に経血量が減り、生理の期間が短くなって回数が増えていくそうです。そして、40歳代後半頃になると、生理が23カ月に1度くらいの頻度で1回の期間が長くなり、最終的には閉経を迎えるそうです。


閉経を迎える更年期は、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌の低下や停止が引き起こす心と身体のトラブルが生じるといわれています。


一般的に日常生活に支障をもたらす症状では、自律神経のバランスが崩れて、のぼせや動悸、耳鳴りや目眩、頭痛、肩こり、疲労感などがあるようです。精神的症状では、イライラや不安感、憂うつ感、無気力、集中力の低下、情緒不安定、気分のムラなどを感じるようです。これらの症状は、一般的に閉経の前後約10年間は生じやすく更年期障害といわれています。


このように、女性は生殖器(子宮や卵巣など)の変化に伴い、長年に渡りさまざまな不調を経験することが男性に比べると多いようです。


生理痛及びそれに伴う諸症状は、病気ではなく女性特有の身体のシステムが変化をするときに起きる作用のようなものと考えて、その変化にうまく適応していくことが必要です。


では、不調を軽くするにはどうすれば良いのでしょうか?


日常生活で改善できることは、睡眠不足や精神的なストレス、または過激なダイエットで栄養不足にならないように注意しましょう。


また、血液の巡りが悪いと身体が冷えてしまい、女性ホルモンのバランスが乱れて生理不順や生理痛になりやすくなるので、日頃から身体を温めるような工夫をすることが大切です。

 

この他にも、気分転換も忘れずに家で一人閉じこもっていると気分が落ちてしまうので、趣味を持つことで楽しんだり、友人と悩みを分かち合ったり、楽しいお喋りをしたり、たまには非日常生活を楽しめる旅行に行ってゆったりとした時間を過ごすこともお勧めです。


また、症状が重くて日常生活に支障をきたすような生理困難の場合には、子宮筋腫や子宮内膜症、子宮頸がん、子宮体がんなどが潜んでいる場合も考えられます。病気は早期発見で対処することが大切です。早ければ、心身ともにかかる負担は少なくてすみます。いつまでも一人で悩まずに婦人科や婦人内科などの専門医に相談することも考えてみましょう。最近では、総合病院の中にも更年期専門外来を設けている病院もあるようです。


その他、18歳になっても生理がこない、もしくは妊娠していないのに3カ月以上も生理が来ない無月経や、生理の周期が短くなる頻発月経、生理中に日常生活に支障をきたすほどの生理痛や頭痛があらわれる月経困難症などに心当たりがある方も早めの受診を心がけましょう。

 

自分の身体は、自分で守ることが大切です。いつまでも理由をつけて(仕事や子育ての忙しさなど)、逃げることは自分で自分の首を絞めているようなものです。


もし受診を迷ったり、ほかのことが気になってなかなか病院に行けない時に役に立つレメディは、

 

・レスキューレメディ(過度の緊張を緩和)

・ミムラス(具体的な恐れや不安を緩和)

・ゲンチアナ(心配性を緩和)

・アグリモニー(自分の問題と向き合う) 

・ホーンビーム(やる気が出て先延ばしを改善)などがありますので、

 

飲むことで病院に行きやすくなるでしょう。


フラワーレメディは、お薬ではないので肉体的な症状そのものを治す効果はありません。しかし、補完療法として用いると症状を不快と感じるマイナス感情に働きかけるので、その不快感を緩和することができます。例えば、頭痛や腹部が痛いのに気持ちが落ち込まない、集中力が途切れない、イライラしないなど、精神的症状を癒すことで生理周期に伴うストレスケアをサポートします。



生理周期と更年期に伴うストレスに有効なレメディは、

 
・インパチエンス(イライラ)

・ビーチ(不寛容)

・ウイロー(自己憐憫、憤り)
・チェリープラム(自制心のコントロール)
・ウォルナット(身体の変化)
・クラブアップル(自己嫌悪、身体の浄化)
・スクレランサス(気分のムラ)

・マスタード(憂うつ)

・ゲンチアナ(落ち込み)

・スターオブベツレヘム(ショック、喪失感)

・ホーンビーム(倦怠感)

・ワイルドローズ(無気力) など。