恐れや不安は危機管理意識を育てる大切な感情

 

日常生活の中で抱く恐れや不安は、動物が生きていく中で最も発達している感情です。
もし、このマイナス感情がないとすると、多くの動物が生存の危機にさらされてしまいます。

 
なぜなら、恐れや不安を感じることで、身に起きる危険を察知することができるので、野生の大国では、草食動物は恐れを感じる肉食動物から逃げることで、身を守ることができるのです。

 
何も恐れや不安を感じていなければ、その場から逃げる必要もなく、その肉食動物に襲われて食べられてしまい、その種の動物は食べ続けられ、いつかは絶滅してしまうことでしょう。また、草食動物が主食の草を食べるときに、その草が危険なのか安全なのかを本能的に選択するのは、その種の長年の経験から遺伝子レベルで危険情報を伝達されているからです。その本能的なマイナス感情の発達によって、生命は守られてきているのです。

通常であれば、私たちはその基本的な恐れや不安を感じるからこそ、日常生活をより安全に過ごそうとする危機管理意識が芽生えます。その意識には、育ってきた環境や性格面においての影響から個人差があるので、何か問題が身に起きたときの恐れや不安は、その状況下においても個々で弱く感じる場合と強く感じる場合があるでしょう。

面白いことに、まれにみられる「危機管理意識の低すぎる人」はどうなのかというと、恐れや不安がないので、物事や人を疑うことを知らないため、注意が散漫になり事故に合ったりやトラブルが生じやすく、他人に騙されやすい傾向にあります。

 
また、「危機管理意識の高すぎる人」はどうなのかというと、恐れや不安が強すぎて判断することも決断することもできず、意志が弱くなるので、何かにつけて行動ができなくなります。

 

『石橋を叩いて渡る』はずが、恐れや不安が強すぎるために安全確認のし過ぎで、『石橋を叩き割って渡れず終い』に成りかねないのです。

このように、恐れや不安が生きていくために重要な感情ということがおわかり頂けたでしょうか?


私たちは、生きていくために必要な感情を持って生まれてきています。
そのため、恐れや不安の感情のバランスを調整することがとても大切です。

バランスの取れた危機管理意識を育てるには、自分を客観視することが必要になります。自分を客観視することができるようになると、何か問題が起きた時にでも、物事を冷静に分析、判断して、適切な処理を行うことができるようになり、今までの恐れや不安を軽く感じられるようになります。

重要なことは、正確な判断ができる冷静さを育てることです。

何か緊急の事態に陥って、パニックになっている時や、不安で眠れない時などにもっともよく使われているレメディが、レスキューレメディレスキューナイト(睡眠時)です。それらは、過度の緊張やストレスを感じて冷静さを失っている時のサポートになるでしょう。

他にも有効なレメディは、


・アスペン(不安)

・ミムラス(恐れ)

・ロックローズ(強い恐れ)

・スターオブベツレヘム(トラウマ)
・ゲンチアナ(マイナス思考)

・ホワイトチェスとナット(葛藤)

 

などです。