出雲支部通信 ~美しい森と海と湖に囲まれた出雲より~

2017年

10月

19日

3泊4日の出雲セラピーツアーを終えて

 

今年も、セラピストと行く「ネイチャーセラピープログラム2017 in 出雲」3泊4日を、無事に終えることができました。

 

お世話になりました皆様、お陰さまで4年目を迎えることができましたこと、深く感謝申し上げます。

 

出雲大社をはじめ、島根全域における自然やパワースポット、神話の地で暮らす方々との出会いの場をもち、人と人との心の繋がりを大切に、ティクレは島根県での交流活動を広げてまいりました。

 

今回の島根セラピーツアーの内容は、10月という秋の収穫期ということもあり、セラピープログラムに加えて、秋の収穫体験&味覚堪能ツアーとなりました。

1日目は、地元食材(飯南町の無農薬野菜やカモしゃん米の新米など)をふんだんに使ったヘルシー&美味しいランチを「カフェ・オリゼ」さんで、その後、八重山神社参拝を終え、峯寺にて、宿坊体験(的な…)でした。ご住職ご夫妻との交流会もあり、貴重な時間を過ごさせていただきました。

 

今回は、古代出雲歴史博物館にて10月20日から始まる(12月4日まで)「島根の仏像」企画展に展示される予定の平安時代の秘仏のご開帳式に参加させて頂きました。ご住職のご高配により、33年に一度のご開帳式という、秘仏「聖観音菩薩坐像」を拝顔できる貴重な機会に恵まれましたこと、心から感謝申し上げます。


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2017年

8月

03日

カモしゃん、ラストスパートです!

 

田んぼの稲は、すっかり大きくなって、カモしゃんたちは、かくれんぼしながら、元気に泳ぎ回っています!

 

もうすぐ穂がでて、美味しいお米になっていくのを、ゆっくり見守ります。

 

どうか台風の被害がありませんように。

 

カモしゃんたちは、真夏のラストスパート!

あと少しなので、頑張ってねー。


2016年

11月

13日

ド迫力の石見神楽を体感

 

日本の伝承芸能と言えば、狂言や歌舞伎、能などを思い出す人が多いかもしれませんね。「神楽(かぐら)」は、かつては日本全国で盛んに行われていた日本で最も古い芸能です。

 

その歴史は、日本神話の中の「天岩戸伝説(あまのいわとでんせつ)」までさかのぼり、岩戸にお隠れになった天照大神(アマテラスオオミカミ)を誘い出すために、宇津女命(うづめのみこと)が岩戸の前で舞った踊りが起源だと言われています。

 

 

神楽の演目は、古事記や日本書紀を原典とするものなどをはじめ、30種類ほどあります。特に、石見神楽は「神事」でありながらも、「演芸」的な要素が濃いので、舞もお囃子(はやし)も激しく、演者の衣装がとても艶やかで、エンターテイメント性が高いのが特長です。演目の物語を知らなくても、ストーリーが明解なので、自然と楽しむことができるでしょう。

 

今回は、石見地方の有福温泉にて石見神楽を見学…。とても迫力ある舞と、ノリの良い生演奏のお囃子に心躍らされて、神話の世界を体感することができました。

 

只今、島根県全域がパワースポット…神社はもちろんのこと、至る所で「神在月」の神事が行われています。出雲大社の神楽殿での神事、官職による儀式舞「厳かな神楽」なども、粛々と行われていたりします。

 

あるいは、集落ごとに行う収穫祭の神事、神社や集会所などで、地元神社の氏子さんたちによる神楽も行われています。こちらでは、地元の神社ならではの演者と客席との掛け合いや、神楽を見ながらお酒を交わす宴も見受けられます。実は、地元のお祭りでは、多くの知り合い、友人たちも神楽を舞っていたり、お囃子隊にいたりします(笑)。

 

来年の島根ネイチャーツアープログラムに、島根での神楽体験も入れてみようかなと思考中です。

 

ちなみに、有福温泉にて鑑賞した演目は以下の通りです。

 

★「道返し(ちがえし)」

 

常陸の国に住むタケミカヅチノミコトが、他国から攻めて来た大悪鬼(だいあっき)との戦いで勝利する物語。鬼は征伐されるのが通常の展開なのですが、この演目では、鬼は許され改心し、九州の高千穂の峰で暮らすという優しいストーリー。

 

とにかく、大悪鬼のお面が大迫力でとても怖い…。実際には出会いたくないけれど、最後に大悪鬼は改心して、人間になる!?…。大悪鬼のお面を外した演者さんのお顔が、若くてイケメンだったことに、すごーく感激…。思わず、素敵~って叫びそうになったのを我慢しました。30分ほどの激しい舞は、体力勝負…。時折、台詞もあるので目の前で見ると、ド迫力で凄かったです。

 

★「恵比寿(えびす)」

 

出雲の国、美保神社の御祭神である恵比寿様(=コトシロヌシノミコト)が磯辺で釣りををしているお姿を舞ったものです。恵比寿様は、大国主命(オオクニヌシノミコト)の1番目のご子息です。昔から漁業、商業の神様として崇められてきました。

 

今回の演者は、小学5年生の男の子。小さな恵比寿様が舞台に現れたので、可愛すぎて自然と目尻が下がりました。演舞中でのコミカルな仕草や、釣りをする表現の幅広さに感心…。鯛釣りの前に、撒き餌にみたてて、福飴を小さな恵比寿様が客席に撒いてくださいました。思いがけないお福分けに感動…心が温まりました。

 

ここでは、子ども神楽も盛んに行われているとのこと。

 

小学生ながら大人顔負けの舞のすごさに脱帽…。将来のスター性がはっきり見えました。

身近に神楽と触れる環境があるので、自然と神楽に感心が向くのでしょう。

大人が神楽で演じる姿は、子どもにとって憧れるヒーロー的な存在かもしれません。

歴史ある伝承芸能を受け継ぐ体制が、生活環境の中にしっかりと根づいていました。

 

★「大蛇(おろち)」

 

姉である天照大神から高天原を追放をされた須佐之男命(スサノオノミコト)が、出雲の国 斐の川(斐伊川)で、大蛇にさらわれそうになっている老夫婦の娘(稲田姫)を救った後に夫婦になる物語。須佐之男命は老夫婦に毒酒を作らせ、それを大蛇に飲ませて酔いつぶれたところを退治する。

 

3匹の大蛇の舞が見物ですが、とにかく舞台と客席が近いので、大蛇の迫り来るド迫力に思わず後ずさり…。大蛇の頭が切られて客席へ…持ってみると、すごく重いのでビックリ。この重い頭を付けて演舞するのは至難の業でしょう。とにかく、はじめて体感したド迫力の神楽に感動しつつも、しばらく放心状態に陥るのでした(笑)